ハロー出版社による動物実験削減・廃止の想いが込められた映像になっています。
ぜひ、みなさんのブログ、HPで埋め込みやご紹介などお願いします。
●動画 「実験犬シロのねがい」
http://www.youtube.com/watch?v=xugmj2zs0uc&feature=player_embedded
●動画 猫のチャッピー 「実験犬シロのねがい」より
http://www.youtube.com/watch?v=Ry4ZHgt8ziA&feature=player_embedded
●うさぎのピョンコ 「実験犬シロのねがい」より
http://www.youtube.com/watch?v=6jO_j99nIuU&feature=player_embedded
(ご参考)うさぎのまたたきについてhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1238661557
●うさぎのフワフワ「実験犬シロのねがい」より
http://www.youtube.com/watch?v=RjmgxvCWo8E&feature=player_embedded
「動物たちから人間の文明を見たら、迫害の歴史以外の何ものでもない」
この『実験犬シロのねがい』の画を描かれた葉祥明さんが、この本に寄せて「人間と動物」の中で書かれている言葉です。
ユダヤ人が歴史的に迫害を受けたように、現代の彼らが、まさにその立場に置かれていると。動物であるという理由だけで捕えられ、狩り立てられ、傷付けられ、殺され、そして、かつてのアウシュビッツのような施設に閉じ込められて、同じように、生体実験をされている、と…
どうか、動物たちの苦しみを知って下さい。
人間としての良心の痛みに、正直になって下さい。
動物たちの心の声に耳を傾け、その声に応えられるような、そんな行動に、良心の痛みを、つなげて下さい。
(転載ここまで)
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動画に出てくるどの子もどの子も、人間と仲良くなると、ニコッとしただろう子たちでしょうね。
嗚咽る私に寄ってきた嬢を、抱きしめずにおれません。
たとえ人間と仲良くならなくても、本当は彼らは彼らの生を、彼らの望むままに生きる自由がありました。
その自由はこんなにも残酷な形で侵されました。
命をこんなふうに扱いながら、「大事な命のために」と口にすることに、欺瞞を感じるべきです。
「大事な命」
この言葉の本質の、その裾野はどこまでも広いはず。
それが、「人間だけに限定されるのであって、動物は別」という考えであれば、
おそらく別格のはずの人間の間でも差別を生むことでしょう。
動物の犠牲をしかたないことと思う以上、
多分私たちの求めてる幸福というものには、いつまでも届かない。
自分が「自分の気持ち」を無視しては、幸せになれない。
だってそれって、一番根っこの部分です。同じように、
人が「人としての良心」を無視して、どうして幸せになれるでしょう。
人が生きる以上、命の線引きは必ず行われることですが、
犠牲を少なくすることを、心がけなくてよいということではないはずです。
誰かのためにという名目で、誰かの命を残酷に扱う残虐を許容すること、
さらに許容するように求めること(「現実を受け入れろ」というような)は、
盲目的で、かたよった正義にすぎないことは、歴史が証明しています。
ヒットラーだって、ある時代ある場所では、大変な権威でした。
それがどれだけの悲劇を生み出したか、それが正しいことだったのか、
私たちはいやというほど、よくわかっているはずです。
どうぞ惑わされないで。
自分の心に聞いてみてください。これが正しいと思うのかって。
愛するとか、愛されるとか、そういう感情を知っている人は、
その愛を、どうか実験動物にもわけてみて欲しいのです。
たったそれだけ、それだけで変わっていくと思うんです。
知ることは、不愉快で、ショックで、悲しくて、つらいです。
そしてそれこそが、それを終わらせるために必要なことなんです。
非常に遅れている、この残酷すぎる現状に対して、
命が大事だと思うすべての人間には、この子たちに代わって、できることがあるはずなんです。
がんばりましょうね。
イタリアの動物実験用ビーグル繁殖施設グリーンヒルに対する抗議行動
まずは7月中旬、実験施設グリーンヒルに、動物虐待の疑いで警察による調査が入り、大手マスコミ各社にて大きく報道されました。
その様子はこちらでご覧いただけます。
この実験用ビーグル繁殖施設ですでに殺されていた犬たちの解剖の結果、犬たちは単なる皮膚炎でも何の治療もすることなく、さらには他のささいなことでもすぐに殺していたことが判明しました。そしてこれは Marshall社では普通に行われてきたことであることがわかっています。
先月下旬最初の70頭が実験用繁殖施設より解放されたあと、8/1までに820匹のビーグルが解放され、健康チェックなどが次々と行われていました。
しかし8/1の時点では、その施設の数千頭収容されている犬すべてを解放するかどうかは、まだ決定がされていませんでした。
一番最初にこの施設から他の場所へ預けられた犬はVeganという名前が付けられました。Veganは妊娠していました。実験用にさらに子犬を生ませられるところだったのでしょうか。
警察がグリーンヒルに調査に入ってからいろいろなことがすごい勢いで起こっていました。
解放されることが決まってから、犬たちは誰に飼養権がうつるのか、や合法的に実験施設から出すための手続きなどが行われていました。
現地時間の金曜日に裁判が行われ、2500頭すべてのビーグルと妊娠させられている繁殖用個体200匹と生まれてくる予定の1000匹が実験施設に送られることなく、解放されることを前提に現在手続きが進むことに決定したとのことです。
解放された犬達は警察(森林監視隊という特別なイタリアの警察)が、
LAV(動物実験反対の団体)、
Legambiente(自然環境を守る団体)、
Fermare Green Hill (グリーンヒルへの反対団体)
に預けています。
動画は下記でご覧ください(イタリア語):
http://www.ansa.it/web/notizie/videogallery/italia/2012/07/27/Beagle-Green-Hill-gioia-emozione-nuovi-padroni_7247717.html
【関連記事】
●イタリア グリーンヒルに対する抗議行動とビーグル子犬連れ出しが各大手メディアで大きくとりあげられる。2012.4.28
http://helpanimals.jugem.jp/?eid=285
イタリアの大手各新聞は一斉に写真・動画を報道しました。
動画(最初の数秒は広告です)
コリエーレデラセーラ- イタリアの代表的な日刊新聞
http://video.corriere.it/blitz-canile-liberazione-beagle/69e39b50-9157-11e1-9c63-0823a340624b
★ラ・スタンパ(La Stampa)- イタリアで最も有名で影響力があり、最も発行部数の多い新聞 記事と写真
http://www3.lastampa.it/lazampa/articolo/lstp/452145/
la Repubblica - イタリア第2位の発刊部数を誇る日刊紙に掲載された写真
http://milano.repubblica.it/cronaca/2012/04/28/foto/blitz_animalista_green_hill_deve_chiudere-34110612/
※イタリアで動物実験用繁殖施設より、ビーグル犬が次々と解放される
http://happyneko.jugem.jp/?eid=1299
※イタリアで動物実験施設(ビーグル繁殖施設)「グリーンヒル」に抗議行動
http://happyneko.jugem.jp/?eid=1300