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シロのねがいを

猫とヴィーガンな生活さんより、転載させていただきます。


<ALIVE-newsより転載>
 
◆実験犬シロのねがい リニューアル

このほど、ハート出版「実験犬シロのねがい」がリニューアルされましたので以下にお知らせします。

※なお、本会では現段階でリニューアル版は取り扱っておりませんので、ご購入希望の方は下記リンク先よりお買い求めください。

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実験犬シロのねがい
あなたは知っていますか?捨てられた犬がどうなるのか…

http://www.810.co.jp/book/ISBN978-4-89295-904-2.html
井上 夕香 作 葉 祥明 画 2012.08.10 発行

※井上夕香さんのブログはこちら
http://yukainoue.web.fc2.com/

■シロの存在は、たくさんの犬猫を実験の苦しみから救い出す大きな力に

それは、クリスマス・イブの夜のこと。1匹の白い犬が星になりました。その犬の名は、シロ。わずか1年でしたが、シロは愛情をいっぱい受けて旅立てたのです。シロは虐待を受け、保健所に連れてこられ、『実験動物』として病院に売られた犬でした。

これは、捨てられ、実験される犬たちと、そうした不幸な犬たちを救うために戦う人々の実話です。

■目次
Episode: 1 ぐっしょりぬれた赤ちゃん犬
Episode: 2 犬を飼うこと
Episode: 3 もらい手さがし
Episode: 4 チビのゆくえ
Episode: 5 保健所で
Episode: 6 悲しい目をした犬たち
Episode: 7 実験に使われる動物たち
Episode: 8 実験動物への鎮魂歌
Episode: 9 檻の中
Episode:10 おかしな犬たち
Episode:11 救出
Episode:12 がんばろうね シロ
Episode:13 まごころが通じた
Episode:14 聖なる夜に
Episode:15 メリーの手紙

人間と動物 葉祥明

ずさんな動物実験の実態をあばき、犬猫の実験払い下げを廃止させたシロの事件をふりかえって NPO法人 地球生物会議・代表 野上ふさ子
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※転送・転載可です。転載・転送される場合は[ALIVE-news]より転載と明記してください。

***********************************
NPO法人地球生物会議(ALIVE) 事務局
TEL:03-5978-6272 FAX:03-5978-6273
e-mail:alive-office@alive-net.net
(メールを送る場合は@を小文字の@に直して下さい)
http://www.alive-net.net/
***********************************



過去に実験犬のことについて取り上げ、記事を書きました。ぜひ、読んで頂けたらと思います。

実験犬シロの願い

実験犬として生まれた犬 メリー

実験犬ラッキーの話

実験犬アズサと犬の殺処分ゼロに向けて



※京都ベジフェスにて―
http://happyneko.jugem.jp/?eid=593

ALIVEのブースでは、動物愛護・福祉を訴えるパネルが展示してありました。
その中に、あの「実験犬シロちゃん」の写真も・・・。




国立病院の実験施設から愛護団体に助け出された時、瀕死の状態だったシロちゃん。
全身、皮膚病に冒されていました。

こんなに、ひどい状態だったのです。

もと飼い犬で、虐待を受けていて、保健所に捨てられたシロちゃん。
人懐こく健康だったシロちゃんは、実験犬に最適だと、国立病院に1300円で払い下げられて、脊髄を切られ、その後放置されていました。

保護され、温かい家庭の温もりを感じることができ、やっとほっとできたその1年後、無残にも、クリスマス・イブの日に交通事故に遭ってこの世を去りました。わずか、推定年齢2歳の生涯でした・・・。







私たちは、「そんなに悲惨で残酷なことはされていない」と無意識に思い込もうとします。でも、実際は、もっと酷くて、私たちの想像を絶するようなことを、動物たちはされているのです。

どうか、家族の一員として接している動物たちだけではなくて、こうして実験に利用され苦しめられている動物たちにも、温かい心を寄せて下さい。そして、彼らがこれ以上苦しめられないように、彼らを助けるために、動物実験に関心を持って、彼らが救われる道を、一緒に考えて下さい。


-転載ここまで-

保健所の動物は、自分たちが繁殖させるより簡単に手に入るし、
また扱いやすいという理由で、人になついている子が使われたそうです。

シロちゃんは、実験のために脊髄を切断された傷跡は、タコ糸で縫い合わされ、
その後放置され、傷からは膿がたくさん出ていたそうです。
歩くこともままならない。

またシロちゃんの頭には、陥没した跡があり、おそらく殴られた後だろうということでした。
そのせいで、車が来ていてもそちらに向かって走っていってしまう。
脳がダメージを受けているためです。

今は、保健所から払い下げは行われていません。

それは、反対運動が起こったからです。

実験施設や取扱い、実験そのものの残酷さや不適切さが、シロちゃんによって明らかになり、
保健所に収容された動物の、実験用への払い下げ廃止につながりました。

この先も道のりは長いかもしれません。
でも、始めなかったら進みません。

シロのねがいは、わたし達のねがいでもあります。
どの子も、気持ちがあり、心があって、愛することを知っている。

シロも、あなたの家族も、私の家族も、同じではないでしょうか。
守る人がいるかいないかのほかに、一体、何が違うでしょうか。

今もまだ、実験室にたくさんいるシロたちのねがいに、どうか耳を澄まし続けてください。

あなたがあなたの愛する家族を大事にするように、
どうか、たくさんのシロたちのねがいを、心に、受け続けてください。

シロのねがいに、どうか、正面から向き合ってください。
それは、人間にしかできないのだから。


元気になったシロちゃん。何を見てるの?




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