憧れの人や、大好きな人、こういう人になりたいって人がいます。
実際によく知ってる人、くわしくはあんまり知らない人、ネットで一方的に知ってる人なども色々。
すてきなんだよなー。
〇〇さんのそういうとこがすてきと思うって伝えると、
意外と本人は、え、自分のそこを変えなきゃって思ってた、っておっしゃることがあって、
へえ!と思う。驚く。すてきなのに!?へえ!!意外なものですわね。
もしも私が、自分がいやだなって思うとこを、誰かが好きって感じてたと知ったら、
自分が好きって思う部分を好かれるより、不思議な気持ちがするかもしれない。
世界って、思ってたより自由だったのかもって、そんなこと思うかもしれない。
どうだろうか。そんなことないだろうか。
そういう人のすてきな部分をチョビチョビとマネして寄り集めたら、
とてもすてきなチーモになってしまうと思うのよねブルブル。(すてきさに震えてる)
まぁ今だってチーモはすてきなチーモなんだけどさ!
ホラ、そのいびつな性格とか、とってもすてきよ!え、そうかなありがとう!(たのしく自分を慰める)
そして今、ああ、いい。この人いいわー、すてきだわーって燃え上がってるのが、
私のアイドル、黒柳徹子さんです。
アイドル御三家ね(私の)。
佐野洋子さん、佐藤愛子さん、黒柳徹子さん。
共通点は・・・「子」がついてるところ?(どうでもいい)
あとは・・・「独身」・・・?
結婚生活があんまり想像できないね、確かにね・・・。
あ、この二つって、私も共通してるじゃんとか、そんなことはどうでもよくって。
どうです、徹子さん。すき?
聞かれて「あんまり考えたことなかった」って思いませんでした?
徹子さんてそういうポジションだよね、もはや徹子という名のちょっと濃い空気というか。
徹子さん・・・エピソード自体面白いし、またお話が上手だし、
でもきっと、面白く話そうと思ってるんじゃないんだろうなとか、
徹子が徹子であることの、ぶれないグラウンディング感が半端ないと思うのです。
ほんとう憧れる。
業が手放せない女って好きなのです。
自分であることが曲げられないタイプ。面倒くさいタイプ。
佐野さんとか、佐藤さんとか、そういう感じ。これ私の偏見。
そしてそここそがたまらない魅力。
徹子は、俺の徹子は、もうそういうの飛び越えちゃってる感じ。
妖精?徹子の国の妖精みたい。
人のつまらぬルールなど通用しないのだ、徹子の国の妖精には。
愛想笑いとかあんまりしないしね。
とか思ってると、妖精の中にみずみずしくノビノビした人間の温かさ、やさしさを見て、
私、
徹子さんのHP見るたび、あったかいエネルギーが胸に湧いて、
そんでたまに泣いてしまう。ちょっと見てみて。面白くてすてきだから。
ゼクシィのCMもかわいかった。
「(自分の結婚)これからだってわからないわよ」っていう徹子さん。
これからだってわからないわよ。
徹子さん、不思議発見のトップ賞とお衣裳、年に1度売って、
親御さんがいない子らのための家を3軒建ててるんですよ、いままで。
あとほぼ日でのインタビューも好き。
糸井重里さんの愛犬ブイヨンに「ブイヨン(わたしを)忘れちゃった?お友達だったでしょう?」というようなことを言うところも好き。
お友達というものは、ずっとお友達か、それともずっとお友達じゃないか、
そのどちらかという風に私は思ってましたが、
「お友達だったでしょう」って、すごい自由なかんじがするなーと思いました。
またお友達になれるね。
半年くらい、徹子さんのモノマネ練習してるの。
「あなた」を「ああた」って言うと、けっこう近くなるんだけど、それだけじゃ全然で。
徹子スピリットはそういう小手先の問題じゃないのね。
難しいのね、でも楽しいからいいの。
いつかなれるだろうか、あの、徹子は徹子な感じ。モノマネじゃなくってね。
いやー無理だなあ。だって、あの方きっと、ああなろうと思ってああなんじゃないものね。
手に入らぬものは、よりいっそう憧れをかきたてるのだった。