グビーグビー、惰眠をむさぼりながら、パン屋さんにいる夢を見てました。
目の前にあるのは、両腕で輪を作ったくらいの大きさのパンで、
デニッシュのような、パイのような、
でももっとしっとりフニャフニャしてるような。
そして中にクリームがうすく挟まっている。
しかもヴィーガンだという。
これはおいしそう。
買うために手に乗せてみると、ああ、まだほのかにあったかい・・・
早く家に帰って食べよーう。
と思った瞬間、携帯が鳴る音で目が覚めたのでした。
ああー、覚めちゃったー、食べたかったー。半泣き。
誰だこんちきしょうめぃ!
今から行ってもいい?の電話の主は、
苺とグレープフルーツと、スゴイダイズ3つ、持ってきてくれた。
そして颯爽と自転車で去っていった。
グレープフルーツのきいろと苺の赤。
現実の色彩に目が覚めます。
グレープフルーツの皮のいい匂いのしぶき、
シパパパっと飛ばしながら、今からおやつに食べる。
苺は夜に大事に取っとこう。
はー、パン買えなくて残念だったけど、ちゃんとしあわせみたいね。
でもなんだかぼやけたみたいな気持ちがするわ。
起きたとき、けっこう絶望してたものね。
そのくらいおいしそうなパンだった・・・ゴクリ。
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