さんしょう学園園長、チーモでございます。
みなさんごきげんよう。はい、ごきげんよう。(三角メガネをクイクイ)
今日は、わが学園の山椒校舎に託児されたかわいいぷに坊ちゃんたちのお写真を載せて、
みなさんと共に成長に目を細めたいと思います。
ぷに坊たちはあおむしですので、苦手な方は目を細めるのがいいと思います。
(え?もう帰る?ぷに坊見ないで・・・?)
いや、でもそうだよね。
チーモもこの世で何がダメって、ほんっとにあおむしがだめでね・・・。
理屈じゃない、説明できない恐怖で。
どうしてなんだろうって考えたの。
そしたら、この子たちの体が柔らかすぎるのがダメなんだって気づいたのです。
ちょっとでも押されたら、死んじゃう!っていうのがすごい恐怖なんだなって。
ぷに坊見てると、死の恐怖を感じてたんだと思うのです。
でも、これは、変態しやすいため(生きてくため)のやわらかボディで。
理由があってこの体なんだって頭でわかったら、けっこう平気になりまして、
そしたらタイミングよく、自宅にアゲハチョウが託児していきまして、
2㎜くらいの時から毎日見ておりまして、朝晩点呼しておりまして、
でも幼虫のまま、いつの間にかいなくなって心を痛めたりしてたら、
この胸にわきあがる、それは母性。
いつしか、毎年待ちわびるように・・・それって母性?いいえ・・・恋?(ハッとした表情)
成長が速いし、モリモリ食べるし、
よく見ると腕がムチムチしててかわいいし、神さまってすごいよね。
でも、いまださなぎになった子見たことないんです。
さなぎはなかなか見れらませんね、あおむしって、羽化率一割以下なんですってね。
この前は、どこかに脱走しようと、壁を伝ってる大きいぷに坊を見て、
ふられたみたいな気持ちを味わわされたよ。
ど、どこ行くの?なによ、ここでさなぎになったっていいじゃない・・・。
山椒使いたい時は立派な山椒があるおうちに「あのぅ、山椒の葉ください・・・」って貰いにいって、
あなたのご飯減らさないようにしてるのに・・・
そりゃあたしが好きでやってるんだけど・・・(ヒモにつかまった女のセリフ!)
はい、そろそろ写真がまいります!
画像小さくしときましょうね。クリックで大きくなりますからね。
雨が降ったから、どうしてるかなって見に行ったら、なんかかわいかった。
「立った!プニニが立ったわ!」ってかんじです。
頭をあげて、雨に立ち向かうぷに坊。
ん?なんか言ってますね?

「このぷに坊、にげもかくれもせぬぞ」
あ、ぷにぷにの幼児のくせにかっこいいこと言ってた。
堂々としてるけど、鳥に見つかるわよー。

も少し大きい子は、葉で頭隠してた。

きみ、なかなか要領いいね。

ちいちゃい足で枝をシカッとつかむ。
かわいい。

この子はさっきうんこしてました。
プリン!ってしてました。
わたし見ました。
ああ、でもなんか、写真にはぷに坊の愛らしさはうつりきらない。
今年の山椒学園には50匹くらい入れ替わりでいましたが、きっと、この子たちが最後。
さなぎになるといいねえ。毎日ごはん、たくさん食べてるもんねえ。