今日はお休み。
ちょっと寒いけど、こたつを片づけました。
今日を逃すとなかなかできなくなるな、と思って素早く。
嬢に一言も断らずに着手したものだから、後ろからじとーっと見られていた。
気づいたとき、ひやーっとしました。ご、ごめんなさい。
嬢には、ストーブつけたげる。ね。
何年前か忘れちゃったんですが、温暖化の影響か、北極の氷がとけて、ホッキョクグマが自分の子供を食べている。というニュースを見てから、自室にストーブを出さなくなったのでした。
意味があるかっていうと、よくわからず、たぶん祈りに近いものだと思います。
あとはたぶん、おんなじ地球で生きてるって味わいたかった。
それでまあ、楽しくきゃっほいストーブレスで生きてきたのです。
全然生きられる。千葉温暖だし。厚着すればいいし。
嬢にはこたつをあてがった。こたつの基本的な熱源は湯たんぽです。
ところが今年、父がストーブを買ってあげる、と言い出しました。
いくらなんでもキミの部屋、寒すぎだ、と。
いやいやいらないよ、と。全然平気だもん、と。
そもそも、つかえないんじゃなくて、つかわないんだよ、と。
笑顔で言いました。
そしたら、真顔で言われました。
「キミにじゃないよ、嬢ちゃんにだよ。」
あ・・・ごめんなさい、当然私のストーブかと思っちゃって・・・
あ、あのこも、大事なむすめだもの・・・ね?
でもあの子、マイこたつ持ってるけど・・・
なんか、父も嬢に色々してあげたいんだな、と思ったのと、
(私は嬢のストーブ調整係に任命されました)
嬢もだんだん年で、あんまり寒いとだめかな、と(そんなわけはないのですが)、
ちょっと弱気になっちゃって、買ってもらったストーブです。
耐えられない?ちょっと耐えられない感じ?って夜につける。ごちそうストーブ。
もちろん嬢が、いちばん温かい場所に座る。
シーズ管とかいうらしくって、ちょーあったかいの。遠赤外線なの。体の芯からあっためるって。
「部屋の一部しかあったまりません、あしからず」てやつなんだけど、うそうそ、部屋がちょーあったかいの。(寒さに慣れきって、ちょっとの熱で感動できる)

ソファの湯たんぽ山からストーブ平野に下りてきた嬢。
二つのクッションをダブル使いして寝てたけど、
二つに割れて、おケツが落ちちゃった嬢。

まつ毛が撮りたい。
でもなんか、ぼさぼさしてる。寝癖?
昨夜のまつ毛は、ベルサイユのばらみたいなロマンチックなまつ毛で、
ほんと、時を忘れて見とれた。
芸術家の気持ちがわかる。
一瞬の美しさを、形にとどめようとする気持ちがわかる。
お前のしるしを、何とか残したくなる気持ちが。
そのほっぺたも・・・。


起きちゃった。
春って掃除がしたくなります。本格的に。
ソファカバーもなんとかしたい。おしゃれっぽく。
ソファを部屋に持ち込んだのは一年位前でしょうか?
嬢もすっごく気に入ってソファに入り浸って、
ああ、これからすてきなソファカバー探そう、と思ってた矢先に、
嬢がご飯をたっくさん食べて、満足してソファに行ったら、
そこでケロッとはいちゃったらしくて。かわいそうに。
あとで気づいて、あわてて拭いて乾かしたけど、しみがね。
ソファが乾くやいなや、そこらにあった布をかぶせて、今に至ります。
おしゃれなカバーとかより、必要なのは防衛!とその時は思った。
ああー早く布敷いとけばよかったー!と思ったけども、ふと見れば、
嬢はしみのすぐ横で、「ああ、ほんとにいいね、ソファー・・・」ってうっとりしてた。ちょうかわいかった。
カバーをめくるとあらわれる、嬢のつけたしるし。
いろんなとこに、嬢のしるしがある。
チーモの体にもある、たくさんある。
いつかきっとそれ見て、思い出すよ。
なんでもない日のことを、幸福で、そんでちょっとこんな切なさで。
愛しいしるし。おまえのしるし。
A REMARK YOU MADE お前のしるし