夜中、ねこ爆弾が、みぞおちに落ちてくるってやつ。
話には聞いていたの。
わたしね、それを嬢にやられたの。ゆうべ。
洋服ダンスから、嬢がふってきたの。
その瞬間わたくしは、みぞおちを連続して殴られた夢をみてました。
「ぐわああー!!(なに?なに!?)」って目さましたら、
嬢がお腹の上から、ふつうに、ほんとふつうに、
なにごともないかのように枕元に移動して、
「お布団入れて!」だって。
最初からそうしろよな!って、思った。
軽く吐き気しながら思った。
でも必死で、「お、お布団入りたいのね・・・いい子ねゲホッ(吐血)」って、
嬢ちゃんがお布団に入る手伝いした。
チーモ、嬢ちゃん大好きだから・・・。
嬢は最初枕元で起こしたのに、チーモが起きなかったから、
洋服ダンスから落ちてきたのかもしれないし・・・。
それより気になるのは、どうして人間の急所を知っているんだろう、ってこと。
猫って怖い。
今朝は今朝で、嬢が胸の上で、かわいくかわいくゴロゴロしてたから、
おきられなくて、(あー私、現在進行形で遅刻してる・・・)って思った。
遅刻する。
わたし、遅刻を選択する。
もう、全然いい。
怒られてもいい。
だって、嬢ったら赤ちゃんみたいな顔をして、
毛がキラキラして、口とかちょっと開いちゃってて、
あったかくって、くにゃくにゃで、
太陽と猫があるってことは、それは幸せってことだから、
戦争は絶対にいけないんだよ。
戦争をもくろんでる、この完璧な理論がわからない人は、
お母さんのおなかの中からやり直すようにね。
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