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チモッキ

思ったり、感じたり、言ったりしたこと

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フリーペッツ

馬や牛や、鳥や犬や猫や。
こんなに、こんなにぺったんこになっちゃって。
涙もでねぇよって、脳がしびれてる間に取りこぼし。バランスって難しいね。

緊急提言
http://freepets.jp/

おくさま、簡単です。名前出さなくても大丈夫です。

チーモを勇気づけ、道を示してくれる、そこかしこのタフ・ウーマン・・・
ウーマンの複数形ってなんだっけ?ウーモン?いやいやそれはないでしょ。
じゃあタフ・ウーミャン。うん、いいじゃないかわいいじゃない。

このタフって、どちらかと言いますと、自分の言いたいことズバッと言えるとかの意味じゃなくてね。

一見柔らかくあくまでも優しい、なのにあきらめない、粘り腰の女らしいタフさ。
チーモ憧れの、なよ竹系。

し、しなるしなる、そんなに曲げたら折れちゃうよ!
わあー、なのにお前はまだ折れぬのか!って周りがびっくりしちゃうような。
・・・そんなでくのぼうに私はなりたい(なよ竹はどこへ行っちゃいましたか!?)

チーモの母も、ものすごいなよ竹系。
チーモにも、なよ竹の血は流れてるはず。が、頑張ります。

タフウーミャンたちは、バランスが取れてるように見えるのです。
心の中は、わからない。心は涙でパンパンなんだろうと思う。
それでも折れずに動くタフウーミャンたちに、チーモはもう、ね。
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署名・・・の回

ナチュラルドッグスタイルさんの募集している署名。
お願いしたら、みなさん、私が思っていたより、ずっとずっと快く書いて下さった。
私が集めたの、ちょっぴりぽっち。ちょっぴりぽっちがほうぼうから集まる。
すごいことだなーと、署名して下さってる人のお顔を見ながら、思いました。
人間がひとり、そこに思いがひとつ。

 おくさま、桜って

一枚が集まってできているんですって

2011・3・31

資生堂が自社での動物実験を、廃止する日。
今後は外注になり、2013年に全廃をめざしてます。でも確定じゃありません。
三歩進んで、二歩下がる。ですね。
それでも、大事な大事な一歩です。

私、いわゆる子供好きではなく、子供のかわいらしさってよくわからないけれど、
好き嫌いでなく、幸せな子供時代を過ごし、幸せな大人になってほしいと思う。
自分たちがそうされたことを忘れないで、次の子供たちを守ってほしいと思う。
まずはこの子らを守る。少しでもいい世界を引き渡す。
自分たちも守られて、大人になった私たちの務め。
大人って、勝手になるんじゃないんだよね、守ってもらったから、なれるんだよねー。

目には見えない。けれど私たちは変化している。
変化の途中が、ちょっとだけ形になって現れた日。
私たちの世界は、ちゃんと変化していると目に見えた日。
私たちは、良くなれる。悪くもだって。
命は大事。だから感謝する。そんな言葉がうわっすべりしてる世界じゃなくて、
子供たちに、やさしい世界を残すために、どうか、自分に対するのと同じだけの他者への愛が、私たちの動機となりますように。
そんな時代のために、この世で私たちが、きちんと働けますように。

資生堂さん、ひとまずありがとう。全廃頼みます。
ああそうそう、資生堂さんのおっかさんから、言付けを預かっています。えーと、
「資生堂、元気かひ。母さんだよ。
ずいぶんお前も立派になりましたね。母さんはうれしいでせう。
ところでお前がまだ動物実験をしているというのはほんとうだらうか。いけないね。
化粧品の動物実験の、無意味さと残酷さが近所の奥さんとのいどばた会議でも評判で、
母さんは、とても肩身の狭い思いをしています。
どうか2013年には必ず全廃しておくれ。くれぐれも頼みます。
母さんより」

とのことですよ、資生堂さん・・・。
母さんのためにもぜひ。

支援物資

ボランティアさんも集まっているようです。

現地には行けないので、後方支援です。後方支援、大事よ。

 

ねこまるさんの「猫とヴィーガンな生活」より、以下に転載いたします

 

被災ペットへの支援物資を募集 緊急災害時動物救援本部】

【ペット大好き!】WPN☆ワールドペットニュース:

◆被災ペットへの支援物資を募集 緊急災害時動物救援本部:

[2011.3.23]

http://www.petoffice.co.jp/wpn/news.cgi?shop=honten&no=n2011032303

 

緊急災害時動物救援本部は23日、

東北地方太平洋沖地震で被災したペットと飼い主のための支援物資の募集を開始した。

 

募集を行うのはペットフードやタオル、トイレタリー用品など10品目で、

対象ペットは犬・猫に加え、小動物・鳥も含まれる。

物資は救援本部事務局を担当する財団法人日本動物愛護協会に集められ仕分けされた後、

被災自治体からの要請の基づき、各地に送られる。

 

募集する物資と送り先は下記の通り。
救援本部の構成団体である社団法人日本動物福祉協会は、

物資送付に際して「できるかぎり動物種ごとで1箱にまとめて、
箱に動物種と品名を大きく書き込んでください」

「動物種ごとにわけることが難しい場合も箱に品名を書き込んでください」と
呼びかけているので、
支援を行う方はご協力をお願いしたい。

 

なお、犬グッズのオンラインショップ「FEEL SO DOOG-フィール・ソー・ドッグ」では現在、震災支援のためのドッグフードを販売中。購入したフードは同店を通じ、直接救援本部に送られる。

 

【募集する物資】

・ペットフード(犬・猫・小動物・飼鳥) 

※未開封/賞味期限が3ヶ月以上のもの

・ケージ(サイズ不問)

・キャリーバッグ

・タオル ※新品または洗濯済みのもの

・ペットシーツ

・首輪、リード(小型~中型)

・猫用トイレ砂

・毛布

・フードボウル(食器)

・飲料水

 

【送り先】

145-0072

東京都大田区田園調布本町16-6

緊急災害時動物救援本部

TEL:080-2074-1821

 

【募集期間】

4月中旬まで

[関連URL

・日本動物愛護協会 関連ページ

http://jspca.or.jp/cgi-bin/jspca/news_disp.cgi?57

・日本動物福祉協会 関連ページ

http://www.jaws.or.jp/information/detail/data_43.html

FEEL SO DOOG-フィール・ソー・ドッグ

http://www.feelsodoog.com/

 

 

 

【緊急災害時動物救援本部 被災地での動物保護】

緊急災害時動物救援本部:

http://www.jpc.or.jp/saigai/pc_news.html

 

 

<被災地で動物保護を行っていらっしゃる方へ>

 

被災地にて放浪動物を保護する際には・・・

「保護責任者の連絡先」「保護した動物の特徴など」を書いたものを、

保護した場所の近くに残すようにご提案いたします。

保護者がわからないと、飼い主が探しに来たときに連絡を取ることができません。

また、保護した後は、状況が落ち着いてから

被災地の行政と警察に必ず届出(逸走動物の保護)するようにしてください。

 

 

<すでに被災地の動物を保護された方へ>

 

飼い主の方が探している可能性があります。

被災地行政と警察に必ず届出をしてください。

 

動物保護カードを作成いただきました。

動物保護カードはこちらです

http://www.jpc.or.jp/saigai/pdf/animal_re.pdf

pdfファイルが開きます

 

 

※転送・転載可です。

 

 

***********************************

地球生物会議(ALIVE) 事務局

TEL03-5978-6272 FAX03-5978-6273

e-mailalive-officealive-net.net

(メールを送る場合は@を小文字の@に直して下さい)

http://www.alive-net.net/

ぶた・・・の回

「動物を殺すことは、人間を殺すことと同じである。
人間がこのことを、認識する日はいつか来るだろう」


ずーっとずっと昔にレオナルド・ダ・ヴィンチはそう言い、
今ここは、時代の一番先端で、ダヴィンチの言うその時代への通過点。

韓国で発生した口蹄疫、豚たちは生き埋めされたそうで、
今、その体液が土壌を汚染したり、
ガスがたまった豚の死体が土から飛び出したり、しているそうです。
恐ろしかったのでしょう、ぶたたちは一カ所に固まり、ガスが発生しやすい状況になったようです。

何が出来るのか。
どうしたらいいのか。
考え続けるのも、ひとつの活動だと思います。
 
遺棄死体数百といひ数千といふ いのちをふたつもちしものなし


武田薬品・・・の回

武田薬品の巨大動物実験施設が鎌倉に建設され、2月19日稼働します。

アジア最大の規模です。

 

日に900キロもの実験後の遺体を火葬。

マウス2万匹、サルでは60匹に相当するそうです。

 

いのちを考える会で、署名を募集しています。

 

動物実験て、必要だと思いますか?

私たちは必要と思っている、それはなぜでしょうか。

私たち自身で調べ、考え、出した答えでしょうか。

医療の発展に、動物実験は不可欠だとどこかで見聞きし、

それがそのまま、わたしたちの認識になっているかもしれません。

 

ミスアプリコットという、動物実験を行わない商品を開発している

素晴らしい化粧品の会社があります。

ここの社長さんのお話。

 

海外から輸入される化粧品も日本で販売するには、

動物実験をしなければいけないことについて、厚生労働省のお役人さんとお話をしたところ、

「外国人の肌と、日本人の肌は違うから」と言われたそうですよ。

社長さんびっくりして、

「外国人の肌より、うさぎの肌の方が日本人の肌に近いというのですか?」と聞くと

「・・・そうです」とおっしゃったそうです。

役人さん、あなたほんとはわかってるんだよ。「・・・」が答えですよね。

 

これは、あんまりにばからしいのを今思い出したので、厳密には医療とは違いますが、 

こんなバカらしい(二度目)話をよく聞きます。

 

1800年代ならまだしも現代の研究レベルでは、人間と動物の違いは大きな差異です。

 

それ以上に、たとえば動物実験が人間の医療の発展に最適な手段だとしても、

それを人間が自分たちの発展のために行っていいということではないはずです。

私の愛する猫や犬や、家族のためだとしても、と個人的には思います。

いえ、自分とこの子や人や死にそうで、誰かを殺せば助かるって時、
私、絶対やりません、とは言えません。
(ちなみに「やる」の「や」の字は、「殺」です。)
(「お前、やっちまうぞ!」と言い合いになった時は、確認してみることにしています。
「その「やる」は殺?犯?殴?」と一応。どうでもいい話ですが)
 
何が何でも助けたいって、気持ちよくわかります。
誰かを犠牲にしてでもって、気持ちも。
助けるためにやっちゃうかもしれない。
でも、私は、それはいけないってことを知っています。
やっぱり、正しくないことだと思うのです。


 

じゃあ、難病の人は死ねと言うのか何様だきさま、と問い詰められますが、
そういう0か100かの話じゃないのです。
現在、代替方だけでは完璧ではないのが現実です。

でも。医学の発展を望むことはできるんです。

「動物実験を止めてください、代替法を研究してください」と多くの人が訴えれば、

世論が高まり、必ずその流れが生まれるはずです。

 

私たちの発展を望むことと、生命のために生命への暴力が許されるかは、
混同されがちですが、本来もっと議論されてしかるべき話です。

私たちの生活と、実験施設は繋がっています。

自分と暮らす動物を愛しく思い、動物にも命はあると感じられるなら、
私たちの人生とも繋がっています。

 

なんで?と思われますか?

 

説明下手な私の説明でしくじってはいけません。

もっと上手に説明してくださる人がいます。そちらにお任せします。
よならじっけんしつというサイトが大変わかりやすいです。

 

この方の文章見てると、動物問題を感傷的ととらえてるって誤解だよ、と思う。

感傷だけでも、理知的だけでも、いけない。

人間はどっちも持っている。

それを自覚しつつこういう問題を訴える人は、バランスが取れている人が多いですよ。

自分の立場から離れたとこからみてもそう思います。

 

早く書こうと思いながら、書けなかった武田薬品巨大動物実験施設のこと。

 

そこで殺される子たちは、今どこにいるんでしょう。

 

闘牛・・・の回

スペイン国営テレビが、闘牛の生中継を中止するそうです。
(あくまでも中継。有料チャンネルもあり、ファンや関係者からの猛反発もあるそうです。
でも確実な一歩だ)
コンムーチョメグスタ!
 
「子供に動物虐待を見せるべきではない」とのことです。
あ、虐待って認めてるんだね。でも、それでも文化なのか。
 
わたし、「日本人」は生け作りでやばーん!とか、
「日本人」はイルカ食べるなんてさいてー!っていう意見ピンとこない。
趣旨がずれてますよ。あと、ひとくくりにすんな。
 
逆に、犬猫食べる「中国人」もしくは「韓国人」て・・・なんて思わないし言わない。
中国にも、動物権利活動家がいるの知ってる。
 
また、犬肉にされる犬たちが、栄養価が高くなると信じられているために肉にする前に角材でぼこぼこに殴られ、ホースを口につっこんで水を流し込まれ(重量を増やすため)缶詰の空き缶を口輪代わりにはめられ出荷されるという、その凄惨な暴力の写った写真を持って、20年くらい前に韓国の活動家が来日していたって話も聞きました。
「これを世界に知らせてほしい」と。
 
人々の認識は、環境や宗教や歴史、様々なことが複雑に絡み合ってる。
人が悪いんじゃなくて、悪いものがあるとするならそれは
人の目を覆っている何かだってことを忘れずにいようとおもっちょります。
動物への偏見の自覚を人々に促したいなら、
自分も偏見に対してニュートラルでいるようにしたい。ときどき難しいけど。
 
私も、中国で生まれてたら犬も猫もたぶん食べてたよ。日本で牛も豚も食べてたもん。
だので、文化ってのは難しいなーと思うし、
互いの違いに対してエチケットな人でいようと思うのですが・・・
闘牛は確かに文化かもしれません。
でも、同時に虐待であります。
文化である虐待。それって単なる虐待より、あれじゃないでしょうか。
 
テレビ中継中止を知ったの、新聞の記事だったの。
コンムーチョメグスタ!二度目!)メグスタァ!!何度だって!)
 
一番に思い出したのは、アンジェラ・ラファルトさんのこと。
6~7年前に新聞を通じて、アンジェラさんからお手紙を受け取りました。
こんなお手紙です。
 
 
 
私はバルセロナ市近郊で反闘牛の活動をしている小さな市民団体の一員です。
 
バルセロナには闘牛場があって、毎日のように日本人観光客が訪れます。
その愉しそうな様子をみていると、きっと伝統的なもの、
又は芸術的な見せ物を期待しているのだと感じます。
しかし私は尊敬する日本の人たちに知ってほしいのです。
 
少なくともバルセロナでは、闘牛は伝統的なものではないことを。
地元の人は、ほとんど足を運ばないし、
それどころか闘牛に反対する声が高まっています。
なぜ開催されるのでしょうか?
それはバルセロナでは、闘牛を観光コースの一つに組みいれているからです。
 
闘牛は非常に残酷な見世物です。
雄牛は苦しみながらゆっくり死に追いやられます。
本来、牛はのんびりとした草食動物で食べ物を得るために狩りをすることもなく、
何かを追い回したり、攻撃するように「創造」されたりしてはいません。
闘牛では牛を怒らせる為、闘牛場に追い込む前にわざと負傷させています。
 
皆さんは闘牛場がなぜ円形なのか考えたことがあるでしょうか?
 
もし正方形ならば、雄牛は血生臭いゲームに加わることがイヤで隅に隠れてしまいます。
円形にすることによって、雄牛が隠れる場所を完全に奪っているのです。
雄牛の目にワセリンを塗りつけることもあります。視界を濁せ、混乱させるために。
周囲で何が起きているかもわからないまま、
雄牛は隠れる場所が全くない場所に引きずり出され、ゆっくりと殺されていくのです。
すべては人間の娯楽の為だけに。
 
闘牛士が勝利を祝って耳や尾を切り取る時、まだ生きていることもあります。
一体何のための勝利でしょうか。
 
生きたまま動物が苦しめられ公開処刑される姿を楽しむ。
良識ある人達がそんなことが出来るとは思えないのです。
 
スペインを訪れて下さることは嬉しいけれども、
皆さんは残酷な見世物を支える一人になっているのです。
 
闘牛に行かないで。
派手な宣伝に、だまされないで。
この無意味な拷問をやめさせるために、力を貸して下さい。
 
アンジェラ・ラファルト


1月22日追記・・・


知人から
「コンムーチョメグスタってなに?大好きなら、メグスタムーチョだよ?」
と、ずばり指摘されました。
・・・そうね。
ほんとはね、わかってたのよ?最初からよ。
わざとよ、コンムーチョメグスタなんて・・・。

どうぶつの命と哲学・・・の回

忙しの魔法(いそがしいそがし言ってる内に訳が分からなくなる恐ろしい魔法)にかかっちゃって、図書館で借りた本も読み切れず、返却。

借りたのは、コーラ・ダイアモンドさんの「どうぶつの命と哲学」。

これを読むには、まず最初にクッツェーさんて人の書いた小説、
「どうぶつの命」を読んどいたほうがいい、と前書きにかいてありました。

チェーおいおいおい、早くお言いー!
表紙に書いとけよー、ブゥブゥ!

でもだいじょぶ。ちゃんと一緒に借りてある。
賢い人。チーモはほんとに賢い人!(褒め言葉を自給自足)

「どうぶつの命と哲学」、すごい難解でした。

どのくらいかってあーた、
読んでる最中、鼻から何か出てきちゃって、なんだろと思ったら、
脳の許容量を越え、鼻から出てきてしまった文字でした。

でも、おもしろかったんです。買おうと思います。

この前、ハンズで、毛皮が大量に売られているのを見たの。
ハンドメイドの材料としてね。

全身そのままのきつね、うさぎ。たぬきのしっぽ。

それらを見て、「どうぶつの命」の中で、

「人間は、死をひとつの死として理解する。
我々は、数を100万まで数えることができるが、
100万の死というのは、理解することができない」


と書かれていたのを思い出しました。

なるほど、どうぶつが好きか嫌いかはどうでもよくって、
確かにこれらを、「100万の毛皮」じゃなく、
「ひとつの死」が「100万」と認識出来たら、
こんな風に大量に並んでるそれの前を平然と
人が通り過ぎることはないだろうな、と思いました。

何かを作り出すっていう素敵な楽しい行い、
綿から作り出すのでは、だめかしら。
どうしても毛皮じゃないとだめかしら。

うさぎの姿を残して逆さにぶらーっと陳列された毛皮は、

どこでどんなお母さんから生まれて、
何を思ってどんなふうに暮らし、

最後に何があって、今ここで売られているんだろうね。

彼か彼女か、とにかくもう、
この毛皮は何にも言わないように見えますが、

でも、耳を澄ましさえすれば、ほんとは聞こえるのです。

毛皮は語ります。それは饒舌に。
「何も言えない」という形を持って。


おトイレ掃除しながら、そう考えていました。
師走ですね。

牛乳は・・・の回

 
討論!雑談!交流会!で牛乳の話になった時、お隣の男性が・・・
「実はぼく、牛乳屋なんです」っておっしゃいました。
そして、「ベジタリアンなんです」と。
  
牛乳をご商売にされてて、ベジタリアンになる決意をされたってすごい。
 
普通の牛乳じゃなくて、アニマルウェルフェア(動物福祉)を意識した牛乳の取扱いを増やし、
さらに今後は、お米の販売をメインにされるとのことでした。
 一般に売られてる牛乳は、
年間8000~10000キロ1頭の乳牛からとり、
 
もっと厳しく乳量の生産を追うところは、
年間20000キロもの牛乳をとるそうです。厳しい・・・。
 
アニマルウェルフェアを意識した新しく扱ってるところのは、
年間3500キロの乳量。

仔牛とは3週間?か3ヶ月、母牛と一緒に過ごさせるそうです。
でも、引き離すと1週間泣き続けるそう。
 
牛乳・・・カルシウムのために摂取が推進されるもの。
 
牛乳・・・それなのに、牛乳やチーズを大量に摂っている国では
      骨粗しょう症が多い矛盾を孕んだ飲み物。
 
牛乳・・・お乳を出すため、乳牛は継続して妊娠させられており、
     生まれた仔牛が雄であればすぐに殺され、雌ではすぐに引き離され、
     乳量が減れば食肉処理されるため、乳牛の一生は肉牛より過酷、と言われる
 
またホルモン剤を打たれ乳量を増やすために、重すぎる乳房に耐え切れず、
関節に障害を抱えている牛がたくさんいます。

実は、私も飲んでます、おちち。
豆のおちちですけどね、うふふ。

牛が肉になる・・・の回

ブログ「桃花源」さまから、転載させていただきました。
Kellyさま、ありがとうございます。


この記事を知ったのは、Natsumiさんの「時々シュールな精進日和」さんから。

ありがとうございます。いつもおかげさまです(名古屋に向かってふかぶか)


以下転載



本日は卒業研究最終段階の見学

と畜(と殺)見学に行ってきました。


行くギリギリまで迷っていました。


行かせていただいた屠場はとっても小さいところでした。

1日平均で10頭未満ということでした。

職員の方も10人ぐらいでした。


着くなり、たくさんの牛と出会いました。


本日ご一緒に同行させていただいた農場からは3頭の牛がと畜へ・・。

そして何とも悲しいことに私が前回農場見学させていただいた際に

一番最初に触った警戒心の強いあの黒い大きいウシでした。

 

3頭とも2年ほど檻に閉じ込められているせいか

足元がフラフラしていました。

時折滑ったり、つまづいたりしていました。


ドアが開いた瞬間釣り下げられているウシが目に飛び込んできました。

吐き気がして、涙があふれ出しました。

それと同時に、血なまぐさい、なんとも言えない悪臭と熱気に襲われました。


駄目だ、見れない。

そう思い、引き返しました。


そしてしばらく、農場からの3頭の牛の頭を撫でていました。


どうしてこの子たちは生まれてきたのだろう?

みんな生まれる意味があって生まれるというけど

 

食べられることが本当に正しい道なのか?


こんなに無邪気なウシを殺していいものだろうか?

こんなに優しい目をしているのに人間とは何て酷い存在なのだろう。

悲しいことに私もその加害者の一員。

ベジタリアンであるし、動物は食べないけど以前は食べていましたし。


ウシたちを見ながら本当にたくさんの思いが込み上げてきた。

・・・みんな終始大人しい。


ただ和牛の2頭オスだけは時折激しく鳴いていました。

やっぱりわかるんだろうな・・・。



そして腹をくくって決めました。

今の私にできること

それはこの真実をより多くの人に伝え

より多くの人に影響を与えること。


見なければ 体験しなければ伝えられないことがある。

息を止めてウシの横にある階段へ登り、上から観察を始めました。




そして順番が回ってくると3頭ずつスロープにあげられて

柵にくくられます。


前の扉があくと、牛は人間に引っ張られながら

前に進みます。案外と大人しいことにびっくりしました。


後ろの扉が閉まると、銃の資格を持つ職員の方が額を打ちます。

牛は大きな音をたてて、倒れます。

しかし意識ははっきりしており、生きているのは目にみて一目瞭然。


一瞬気を失ったように見えますが、きっとびっくりしただけです。

そして声が出る前に喉を切ってしまいます。

直視ができない程大量の血と臭いが一気に漂います。


そして喉を開き、食道から棒を差し込みますが、何かわかりません。

きっと胃の中のものが逆流しないようにしているのだと思います。

腸も同様で、肛門から差し込みます。


そしてクレチェーンを足にかけられて

クレーンでつり上げられます。

 

牛は終始暴れています。


血抜きの作業はなんとも酷い・・・全て本当に酷いですが。

まだ顔もあって 動いていて 血も大量にしたたっていて・・


胸辺りを切って前足を広げると更に血がしたたります。

職員の方は終始笑顔で会話をされていたことにびっくりしました。


そして次は首を切り落とす作業ですが・・・・

 

首の後ろにナイフを入れた瞬間、どの牛も大暴れしていました。


首は一瞬で取られます。そして同時に皮も剥がされます。

ここで牛の動きは止まりました。


ここまでの作業は大体5分足らずでした。


それから頭は台に乗せて角は切り落とされます。

頭は廃棄処分されるそうです。(BSE問題などで)


体は次の段階へ・・皮がはがされます。

小さなチェーンソーのような丸いカッターで剥がしていきます。

この時に前足を切断します。ナイフで。

関節を外すと、すぐにはがれるそうです。


そして次の段階、ホルモンなど摘出

食道辺りを深く切り開くと 何やら赤いものがベチョ!っと出てきました。

慌てて逃げました。あれは何?怖すぎて聞けない。


そこへ大きな荷台を持った女性が・・・

大きなホルモンを載せました。

そして殻になった体を水で洗い流します。


ホルモンはホルモン洗浄場へ・・・

(本日の3頭中2頭の胃は炎症が起きており廃棄となりました)


お肉はここで真っ二つにされて 後ろの足も切断されて枝肉へとなります。

しかし私はここであることに気づいてしまったのです。

足が痙攣していました。

筋肉の作用だと思いますが、今目の前にある肉の塊が先ほどまで

目をまるまるとさせて ペロペロ舐めてきたかわいいウシだったということを思い出させました。


人間はなんて酷いことをするのでしょう。

みんなが喜んで食べているお肉の背景には表し切れないような悲しい事実があります。

その裏にはアメリカ政府との約束や、政治的背景が様々あります。


この世界は一体何なんだろう・・・。


1頭1頭にかける言葉が見つかりませんでした。

悲しい目でこちらを見て助けを求めているようにも感じました。

「次は絶対に人間に生れてきてね。何もできなくてごめんなさい。」

この言葉しかかけることができませんでした。


と場の至る所に見える血痕や肉片

本当に先ほどまで生きていたとは思えません。

しかし、ウシたちは確実に数分前までこの私の横にいたし

 

私に顔を寄せてては、びっくりして下がって、寄ってきては匂いを嗅いでいました。


愛される動物と食べられる動物の違いは一体何なのでしょう?

この状況を見た限り、ペットと家畜の違いなどとは思えません。


どの動物にも感情があり、生きる権利があると私は思います。

どんどんアメリカナイズドされていく日本産業

これは大問題です。


より大きな屠場だと1頭1頭への配慮が欠けて

より長く より強い痛みを与えてしまいます。


本当はみんながもっと真実を知って

肉食をやめる日が来るといいのですが・・・。


最後に同行させていただいた方と話していると・・・


どうしてこんなことしてるのかな、って時々思うことがある。

だけど、だからと言って関わらない、見ないだったらどんどん悪化する。

だから俺たちの農場は動物たちの痛みをできるだけ抑えて

ストレスない生活をしてもらえるように努力をしている。

しかし、屠場では心が痛むんです。

たまに涙を大量に流しているウシがいるんです。

その時にはやっぱり あぁ、どうして生きているのかなあ。

どうしてこの子たちは生まれてきて殺されなくてはいけないのかなあと。」


何だか複雑な思いでした。

だって畜産をされている方のお言葉ですから・・・。


今でもあの臭いが漂っているような気がします。

何としてでも、この事実は伝えなくてはならない。


そう感じています。


転載以上


アニマルライツについて考えるとき、
私は悲しみや怒りにフォーカスしないようにしています。
でも、怒りや悲しみを感じるのは、ちっともおかしいことではないのです。
人間ですもの。
自然なことです。

怒りや悲しみを力に、明るいほうへ。明るいほうへ。

この世で動物たちが、
「このような目に遭うことは仕方ない」、
もしくは「特に関心はない」とおっしゃる人に関してはわかりませんが、


「動物をこのような目に遭わせなくては、人は生きられないのだろうか」

と心を痛める人に私は、

「いいえ」

と断言できます。

動物を食べなくても、生きていけます。ほんとです。
あなたの生活で、肉の代わりになる食品はたくさんあります。
むしろより健康で、地球にもやさしいです。
地球上で飢えている人にもです。
自分にも優しいです。これはすてきなことですよ。

動物へも、人へも、自分へも、やさしい方が、きっといいのです。

本当は、すごくシンプルなことなんです。

動物が好きなら、いいえ、好きじゃなくたって、
動物を苦しめてまで食べたくないと思うなら、
食べなくてもいいんです。

あなたは、動物を苦しめるサイクルから、外れることができるんです。
自分の意志で。

明るい気持ちになりませんか?

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