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チモッキ

思ったり、感じたり、言ったりしたこと

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素敵なサイト

すてきなサイトを教えてもらっちゃったよ、その名もiherb.com!
オーブリのシャンプーが日本で買うのの、なんと半額でしてよ奥さま!

鼻息荒く「VEGAN」で検索してたら、まずは出てくる商品は、サプリ系が多いのですね。
チッと舌打ちするわたし。
ちがうでしょ、ホラーもっとあれでしょー、お菓子とかぁ、食べ物とかぁ・・・と
ポソポソ言いながら検索してたら、ちょろちょろ出てきたわ、おいしそうなものが。
なによー、やればできるじゃないー(ひとり言)

日本語にもできて親切なサイトさん、でも詳しい商品説明は英語だから、
パーッと流しながら見てる時に詳しく調べないじゃない?(同意を求める感じで)
画像が頼り。あとは・・・直感?

そんな中で、
チーモが「おいしそう・・・」ってよだれ出しながら見てた商品、
シャンプーだったからね、あぶないあぶない。
皆さん、気を付けてね!

シャンプーでよだれ、という経験を経ると、次に見てたリップバームなんかはもう、
食品にカテゴライズされてると言ってしまっていいでしょう。みたいな気持ちになるから不思議。

だって、おいしそうなんだもの。ベリーだのミントだのオレンジだのシナモンだの。
オーガニックでビーガンで、2ドルちょい。安い。
がんばれニッポン!

フー、サイトを眺めてるうちに、
ついさっきまで、思いもしなかったハンドソープが欲しくなっちゃうのなんで?

「(インスタントの)マッシュポテトおいしそう・・・」とか、
「グミ?ヴィーガンでグミ?どゆこと?ゼ、ゼラチンレス・・・?」とか前のめりでどよめく。
グ、グミがゼラチンなしで作れるとはのぅ・・・。

吹いてる、アメリカからの新しい風が吹いてる。

でも、「日本てヴィーガン天国だよ」って言われたことありますわ。
アメリカのヴィーガンには、「え!日本て豆腐専門屋が町にあるの!?まじで?!」
「しかも豆腐1丁1ドルちょい?!」
みたいな感じなのかなー。

アメリカに豆腐送ってあげたいですよ、ほんと。
フードマイレージ高すぎで、ヴィーガン的に逆効果ですね。
嬉しいと、本末転倒な親切の押し売りをしたくなる傾向があります。

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アイ・ラブ・LUSH!

ラッシュが好きです。

疲れたから特別にバスボム使おうとか、ああ、あの人にバスボムあげたいとか、
たまーにコスメ買う、そのくらいの利用だけど、でもファンです。

動物実験してない商品を探し出した時に、
「あたしたち実験してないよ!」って前面に出してるうえ、
コスメを楽しむ、というあの雰囲気にどれだけ救われたことか。

本当にラッシュがあったから、
(できるんじゃん、できるんじゃん。あんなひどいことしなくても、いいんじゃん!)
って、泣きそうに思いましたよ。やさしい人に会うと、そんな風になる時ありますよね。
涙も出ぬほど張ってた気が、ゆるんじゃう感じ。

実験なんかしてなくて、ちゃんと存在するお店。
当時のわたしにとれば、それはもうコスメショップっていうか、駆け込み寺よね。
ラッシュ本願寺ですよ。私にとって。

そんなラッシュが1月10日から、1週間「NO! ANIMAL TESTING」キャンペーンを行うそうです。
ピューピュー!(口で言ってる)

さらに、1月10日新宿店、13日渋谷神南店で、
ウサギが実験中に拘束される器具の人間バージョンを体験できるそうです!
ああ、いやだよ!
www.lushjapan.com/ethical/press/111220.pdf (詳しくはこちら)

下の動画は残酷なシーンはまったくないですし、
わかりやすく面白い、と言っていいのかですが、面白いです。
個人的には、

「REACHが制定されたとき、私たちはトラックでEU議会に乗り込み、 そこに馬糞をぶちまけてきました
少しはすっきりしましたが、1匹の命も救うことができませんでした」

というのが、ツボでした。そりゃぶちまけたいよね。
理性と、それでも憤怒と、やっぱり理性と。にんげんくさい。
こんな風な、なんだか愛しさこみ上げるような人間でいたいわぁ。

RESCHとは化学物質規制の名称で、
化粧品での実験は規制されたけれど、その後制定されたREACHによって、
長年の使用で安全性が確定しているようなものでも、
改めて検査しなければならなくなった、みたいな理解をしておりますが・・・
だいじょぶかな、違うかな?
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化粧品の動物実験反対デモ行進 in 渋谷

今年ありますぞ、化粧品の動物実験反対デモ!
2012年 3月18日(日) 東京 渋谷
代々木公園 ケヤキ並木通り 12:30だよ、全員集合!


最近は、資生堂が自社での実験どうこう・・・、
EUでの実験化粧品の販売どうこう・・・、

もちろんいいことだけでなく、ひずみ、なのかしら、
ある方位に進む過程で、どうしても出てくる後退感みたいなものも、
目にすることも多いですがそれでも、
山が動き出してる感が、あった気がします。

資生堂がまず動いてね、外部委託で動物実験だけど、でも進んでるよね、
コーセーとか花王とかは、まだまだ反応してないもんね。
進んでるとはいっても、遅れてるんだけど、
でも進んでるよね。(歯切れ悪い!)

最後に勝つのは、あきらめない方ですよね。
そいつがこの世の法則だい。

とすると、
実験に使われる動物がいる以上あきらめるという選択肢があり得ない、
私たちの願いは必ず叶うという約束なんですよ。

そのために必要なのは、続けることだけです。
なにかをし続けましょ。

その中でもデモって、すごくいい機会です。
知ってもらえる。
知ってもらえれば、みんながそれぞれに考える。
すると何人かが、わたし達の流れに加わる。
増えていって、増えていって、どうなる?
こんな愚かなことが、ようやっと終わる。
あなたが参加してくれれば、その分だけ早く。

愛と勇気とお財布持って、代々木で会いましょうね、そこのハニー!



ああ、そういうことなんだなあって

みなさま、ハロウ、ハロウ。

年末ギリギリにチーモの愛するじいちゃんが死んじゃって、
なんかてんやわんやでございました。

え、チーモは年末はブログもせんと、
どてら着て、横になりながらするめ齧ってると思ってた?
いやあね、するめはいただかないわ。

危篤の一報に高速を飛ばしてる最中、臨終の知らせを受けました。
母は数日前から行っていて、きちんと看取れたのでなによりだわい。

その後ばあちゃんちでバタバタとしてる中、メモを使う用事があったので、
ばあちゃんのメモ帳借りると、そこにはばあちゃんが以前に書いたメモが残ってて、

・買い物
・パジャマのしたく(ばあちゃんも入院してるから)
・○○ちゃん連絡
・しゅじんに会いにいく

って書いてありました。

チーモの両親は仲が良くて、来世も一緒がいいんだって。
でもばあちゃんは、来世もじいちゃんと一緒はいやだって、10年くらい前に言ってたんですよね。
わるくもないけど、特段に仲がいい夫婦ではなかった。

でも、「しゅじんに会いに行く」って走り書きを見た瞬間、
ああ、そういうことなんだなあ、と思いました。

ばあちゃん、じいちゃんの棺に寄り添って、顔をたくさん見たがったし、
いっぱい話しかけていたし、やっぱり、泣いていた。

一体私は何を諒解したというのか。
でも、とにかく、一瞬で理解しました。
ああ、そういうことなんだよなあ。

葬式の段取りをする身内の諍いを目にしながら、
話を聞いてる風でコックリコックリしつつ(すっごく眠かったから)、
やっぱり、そういうことなんだよなあと思ってました。

この前まで動いてて、さっきまで肉がついてた。
そんなじいちゃんが、今度は骨になって。

じいちゃんのお骨は、みんなに集められている間ずっと、
キラキラと鳴っていました。
それを聞きながら、ああ、そういうことなんだよなあ、と思いました。
ほんとに、キラキラって鳴ってたよ。

はてさて何がそういうこと?わからない。
でも、ああ、そういうことなんだなあ。

会うたびタトゥーが増えてく年若いいとこ。
ホストやったり、10代でデキ婚で、
私は、タトゥーを彫らないかっこよさがわかる年だから心配してたけど、
なんか全然、大丈夫そうだった。

すっかりしっかりして、やさしくって、礼儀正しい立派な男だった。
来年家建てるんだって。20代前半、ちょう若いのに!
新しいタトゥーの意味は、自分とお嫁ちゃんの干支なんだって。あはは。

不安材料は、当たり前だけど確定要素ではないのだ。
いとこのたくましさに、ああ、そういうことなんだよなあって、やっぱり思いました。


憎しみも、悲しみも、理屈も、
どっちが正しいとか間違ってるとか、
そういうことが大事なように感じる局面も多々あって、
そりゃ人生だから色々あって、みんな一生懸命、生きてる。
それでいいんだ。

そしてできるのならもう、ただひたすらに、
周りにやさしく、思いやりをささげられる人生がいい。それだけでいい。

「ライフ・イズ・ワンダフル。」
言葉の入る隙のない、あの完璧な諒解。
ああ、そういうことなんだ。って。

そんな年の終わりと始まりでした。

しかしちみね、
嬢を自宅において、祖父母宅に私が一泊する決断ができず、
危篤、通夜、葬式と、夜中や明け方に高速で三往復して、
その合間にシェルター辞めちゃうスタッフさんに貢物に行ったり、
さらに怒涛の新年会もあったり、

頭が変に活性化してるもんだから、夜中わざわざ人に会いに行って、
なのに、あくびばっかりしてた。ごめん。
あと嬢が、こたつ出してほしいってリクエストしてたので、やっとそれも叶えられた。
大掃除はしませんでした。
だってあたし、あたしすごい疲れたのよ?

全部終わってから、泥のように眠りました。
いつも朝パッチリ目覚めるのに、起きれなかった。ヒャー、ネムネム。
もすこし、嬢といちゃいちゃして過ごしますね。うへへ。

みなさまと、すべてのいのちたちの幸せと、
分けられる思いやりが自分の手のひらにいくらでもあるじゃーんって、
たくさんの人がハッ!と気づいちゃって、ハッピーになる1年でありますように。
いやいや、どんな形でも、とにかく皆さんがハッピーな年でありますように。

お祈りします。あい・らぶ・ゆう。

おもちは今から、10個も20個も食べる予定。
大根でしょ、納豆でしょ、のりでしょ、
そうそう、きなこも食べるとしみじみ「おいしい」って思うんだよね。

おいしいたんたんめんがあったのよ

この前、東京駅構内にある「T`sたんたん」で、
CIMG0916.JPGたんたんめんを食べてきたよの!
ちなみに大盛りよ!



お、おいちぃ・・・
ゴッキュンゴッキュン(汁まで飲み干す)




実は、自由が丘にある、本店のT‘sレストランに行きたかったのでした。

でも寄れるのがお料理が少ない時間帯で、その後の予定と合わず、でもどーしてもおいしいベジ料理が食べたくって、なにがなんでも東京駅に降り立ったのでした。正解、それ正解。

ベジになると、お野菜の声がよーく聞こえるんですよ。
私の場合だけど、そしてがっつりしたものへの欲求が、不思議と減っていくんです。

でもたんたんめん食べながら、スープをズ・ズーとしながら思いました。
やや涙でむせびながら思いました。
ああ、いいね、がっつり、と。

おいしいけど・・・ベジってあっさりだよね・・・的気まずい表情を、
ノンベジのお友達にさせることもありますまい。
こんなの・・・わかんないよ、言われなかったらわかんないよ。
普通に坦々麺だよー。
あ、でも、から揚げはチーモ作の方がおいしかったかな・・・えへ。

店内も明るくてきれい。
店員さんの感じもよろしくって、お水を何度もついでくれる。
ニッコニコよ。

動物性不使用、化学調味料不使用で、
ゴマとピーナツで、たんたんめん。
人間天才。ジーニアス。アイ・ラブ・人類。

T‘Sレストランにも行きたいとの熱望が、いよいよ抑えられません。
だってドリアとかあるんですよ?
デザートは生チョコのタルトみたいのにするつもりです。
はー。夢心地だよ。

皆さんも、東京駅に降り立ちました際にはぜひ。
駅構内の京葉ストリートの奥まったところにその店はあります。
T‘Sたんたん!

帰りの乗り換え駅で、くくく、国芳のでっかいポスター貼ってあるのを発見。
見た瞬間、頭に血がガッ!とあがった後ザッ!と下がって、フラフラーっとなりました。
国芳大好きです。

image.jpgあぶなーい!かわいいー!
がんばれきんぎょー!


6a00cd971aa3d04cd500cd971d127a4cd5-500pi.gif国芳は、猫が好きだったそうです。
うん、相当、好きだろうね。








怖い絵とかも描いてるんですよねー。
ロックでアバンギャルドな感じがたまりません。
浮世絵で。

今やってるんだそうです、六本木で。

8週規制ピンチ

グッドイブニング、マイスイートハートたち。チュッチュ。

さむいですね。お茶も出さないであれですが、早速なんですが、

ジュルのしっぴ・・・、
ジュルのしぽさんを・・・、
スーハー(呼吸を整える)
ジュルのしっぽさmmを・・・
スーハー・・・スーハー・・・
ジュルのしっぽさんを、見てみてくださいまし。

説明もせず、他様のブログの説明に丸ごとよっかかりするつもりで、誘導なんてごめん。

向き不向きってあるからぁ、こんなにわかりやすく説明できないしぃ。

できる人には完全に任せる。全力で乗っかる。
そんで自分ができるとこはもう、しっぽふって、喜んでさせてもらう。
そのときは、何から何まで乗っかってもらって構わないし、
相手が努力しないからって腹も立たない。
そういう姿勢で、生きております。(指の先までピシッと敬礼)

もちろんこういうやつは怒られることもあるわね、それは覚悟でやるのよ!

でも結果的に、
「チーモはアホだから、手助けしてやらねば」ってアホと言われつつも、
しぶしぶながらも許してくださる人とお付き合いさせていただけるのです。
ああ、ありがたやナムナム。
そりゃ相手は災難でしょうが、ご恩は忘れませぬ。
忘れないだけで、返せるかはわかりませぬが、とにかく忘れませぬのでね!
これからもよろしくね。

それはさておき。

シェルターですごく気になってた子が、先日もらわれていったんですけど、
ジュルのしっぽさんの記事を見た後で、その子のことを考えていました。

その子ったらすごくかわいくて、性格もいい子なので持て余されることはないと思います。
愛して愛されて、めちゃくちゃかわいがられると思います。
実際はわかりませんが、ペットショップじゃなく譲渡を選ばれる新しい家族さん、
意識も高いんではないかと思います。

でも、そんな子でも、保健所に持ち込まれたら、殺処分されてしまうんですよね。
犬というだけで。いらないと言われただけで。
しかも、殺す方法さえ苦しみを伴って。
しみじみと恐ろしいと思いました。

この国のあまりに脆弱な命に対する基盤。
その由来を、国だけになすりつけるのは、あまりに無責任かもしれません。

たどりつきたいその地点を見据えながら、今、できることをとにかくする。
まだまだ遅れてるとはいえ愛護法だって、作られたものだもの。
道は必ず、出来上がるものですもの。うまずたゆまず、作り続けさえすれば。
そしてそれには、今は大変な好機だと思うのです。

きちんとした法律の成立の遅れは、犠牲を意味しますから、
それを思う時、へたれなので脳がしびれちゃって、
言葉もなくただ壁を見てるだけ、のようなこともありますが、
ボーっと壁をみてても時間が過ぎるだけで、犠牲が減ることはないので、
自分たちは、何が欲しいのかを、どうすればそれは叶えられるのかを、
きちんと明確に意識したいと思います。



痛みは一時的なものだ。

その痛みは1分続くかもしれない。1時間続くかもしれない。
1日続くかもしれない。1年続くかもしれない。

でも、最終的には痛みは治まり、別のものがそこに取って代わるだろう。

だが、ここで諦めたら、それは一生涯続く。


ランス・アームストロング(サイクリスト)

父の夢(寝て見る方の)

父が夢を見たという。

我が家の玄関を開けると、そこかしこに子犬がわらわらといて、走ったり隠れたりしているという。
リビングにあがると、そこにも子犬はわらわらと走ったり隠れたりしているという。

(チーモ・・・あいつやりおったな・・・!)と思う夢だって。
 
最近、シェルターで気になってる子の話ばっかりしてるから、
連れて帰ってきそうだなこいつって、心配だったみたいです。

父はクールだし、本人は言わないけど、実は動物好きなやさしい男。
 
だから、動物が増えるのを恐れるのです。
愛が増えると、心配も増えるもんね。

実際出会っちゃうと、心配が増えても増えてる愛の方に目がいくから、
この子と離れるなんて考えられん!ってなるけど、
出会うまでは、「愛しちゃうのが、こわいの・・・」って心境なんでございましょうね。
 
しかしおじさん、かわいい夢を見てるのですね、子犬がわらわらって。

隠れてるってのがツボでした。たぶん、尻は出てるんじゃないかな。
子犬だから、「頭が隠れてれば隠れられてる!」って思ってると思う。

バッカだなぁ、かわいい尻が丸見えだぞ!(想像でほわーん)

動物保護運動の虚像。読みました。

クジラなどの保護運動の活発化は、
動物保護とは関係のない一部のブリッシュメント(アメリカ東部の支配階級)の思惑に端を発している、
などなどの内容で興味深く読みました。
 
なるほど、そういうことあるかもね。
私もうっすらと、クジラやイルカに関してのジャパンバッシングの底辺には、
人種差別(レイシズム)というものもあるだろうと思っていました。

(けれどイルカクジラ保護活動に反対ではないです、賛成です。
差別に対しては毅然と抗議しないとなりませんが、保護活動自体がおかしいとは思いません。
マーブル模様のアイスのようにハッキリ分けられないものを、
差別だから活動をやめろ、とはいかないと思います。

そして種差別(スピーシーシズム)がそうであるように、差別というのは、
自分がしていながらそれに気づかない、という面があるように思います。
たとえば、中国の毛皮生産に関して、中国人自体を揶揄する発言を見かけることがありますが、
動物の解放を訴えながら、中国人を差別するのは、
自分につばをかけるようなものだと常々思います。
スピーシーシズムに反対しながら、レイシズムを自分が行っちゃうのは、悲しいことです。
だから、自分の気持ちや発言には、気をつけたいなあとよく思う。)
 
クジラの保護運動の始まりが、
動物保護とは関係のない人々の目的から始まっているというのが、
とても詳しく書かれてて、裏付けも説得力があって勉強になるんですが、
でも、動物実験反対運動が、医学の発展を抑えるため、というのは、どうなんでしょうか。
ロックフェラーは製薬会社からものすごい利益を得てますよね・・・?投資もしてますよね・・・?
 
あと、「アメリカの連続爆弾魔ユナボマーが、環境保護団体から支援を受けていた」と、
におわすような記述もあったのですが、経済的な支援をしていたのはユナボマーを通報した実の弟であったと聞いたことがあります。

ユナボマーに何の興味もない私が知っているくらいなので、
調べたらその辺もわかったんじゃないかなあ。
「誰かが援助しなければどうやって暮らしていたのか」みたいなことを書いてありましたが、
ユナボマー世捨て人同然に山で自給自足していたんですよね、確か。

うーん、弟の援助した額で爆弾が作れるのかはわからないですが。
うん、わからないんだよね。

はっきりしないことを「事実でないことを、感情に訴えて保護運動を展開している」と、
保護活動を批判されてる著者が、同じことをしてるんではないかなーと、
感じる点がいくつかあって、そこが残念だと思いました。

保護団体の指導的な立場の活動家を「表面的には純菜食主義者」って書いてあったりするのも、
うーん、表面的というその根拠が私は知りたい。
それは、「そういう団体って政治的な絡みもあるから」ってだけでは、
やや客観性に欠けるんではないかしら。
 
あと、動物重視の偏りをたまに指摘していますが、
動物に対する倫理的な観点がほとんど語られていなかったので、
保護団体が動物に偏りすぎるのと同じだけ、
著者も人間に偏りすぎている部分もあるのでは、と思いました。
 
いや、この本の言わんとすることと、私の指摘が微妙にずれてるのは薄々気づいております、
何も言わないで!

内容の些細な表現が気になって、私の見方がややあげあし取り気味なのは、
私がベジだからってのもあると思います。
 
ねこまるさんがご紹介なさってて、
保護活動を考えるときに知っておきたいことが書かれているとのことだったのですが、確かにです。

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遊びをせんとや生まれけむ

愛らしいエンジェルこと我が家の嬢はFIVです。
発症していない、猫エイズ・キャリアっこクラブに所属しています。

チモママが、なんでもズバッと断言しちゃう知人に、
「FIVの子は、寿命が短いっすよね、5~6年くらいですよね」って言われたらしく、
しょぼん・・・としてました。うふふ、ばかね。

FIVの子がうちにいるっつーだのに、
そんなこと断言するのもどうかと思うけれど、こういう人はいるものですわね、悪気はないのだ。
私なんか、面白いなこの人って思っちゃうけど・・・
トラブルも多いんでないかしら、こういう人。って、余計な心配でしょうか。
あ、なんだか私、いやみっぽい?いやいやほんとに、悪気ないの知ってるんです。

嬢、子猫時代の血液検査の結果、FIVが妖精で、
チーモと、ショックを受けてはたはたと落涙するチーモママに、
結果を告げた獣医の先生が「いや、猫エイズならいいほうだ」って言ったんですわ。

・フィールド出身の子は、子猫でもFIVの子はけっこういる。(母子感染)
・ペットショップ出身でもいる。
・FIVでも、猫エイズを発症するまでは段階があるし、発症しないことだってある。
・だから長生きだってできる。

だからよかったねって。

それ聞いて、ほんとだよ、よかったよって思って、私。

嬢が、実際長生きするかどうかはわからないし、
長生きできたらすてきだけど、やっぱりあんま、長生きしないかもしれない。
でも、いいのだ。時間はきっと、幸福とは無関係だと思うのであります。
だから、たとえ嬢の猫生が、短かったとしてもいいのだ。

それより、楽しいこと、うれしいことたくさん、一緒に、楽しみたいわ。

嬢は、好きな食べ物たくさんあるんです。
ほんとにうれしそうに食べる。

一種類のフードを一生食べれば、15年生きるって言われても、
私食べさせないと思う。

好きなもの食べて5年って言われたら、たぶんそっちを取る気がする。
ありえない、極端な二択だけど~。

お土産をもらうのも好き。
お土産のお刺身買って帰ると、嬢は、お刺身だけじゃなくて、
愛してるの気持ちも受け取ってるような満足げなお顔をする。

イカとか、生であげない方がいいってものもあげます。
嬢が好きだから。ほんのちょっぴりね。

どこかで目にした話ですが、
アジアの貧しい国で、毒蛇に足をかまれた農家の若者がいて、
そこにいた日本人のお医者さまが、何とか命を救おうと、
足を切ろう、命は助かるからって説得したんだけど、
若者は拒むんだって。

お医者さまが、命は助かるのに、って言うんだけど、

その彼の暮す貧しい村で、足を失えば、仕事ができないってことで、
そうなれば、命があっても生活していけないことを、
ギリギリの生活の中で、家族が彼を抱えられないことを、
彼はよくわかってたから。

そして彼はお医者さまにこう言ったそうです。
「私は蛇にかまれて死ぬんじゃないです。これが、私の寿命でした」

うん・・・。どうして私のたとえ話は思ったところに辿りつかないのか、と今、
しみじみと思っていますが、この言葉を、嬢のFIVに関しても思う時あります。

彼の、諦観なのか、潔さなのか、わからないけれど、
運命を、受け入れる。という姿勢が、私の胸をかき鳴らしました。

自分の命をそんな簡単にあきらめていいのだろうか・・・って、思うところもあります。
でもそれはきっと、私の生活や人生が自分で選択できて、
あきらめないことは美徳であり、それが可能性を作ると、そう思える環境だから。
そういったことも含めて、今も思い出すたびに、鳴りっぱなしです。

恨むことは、何に関しても、いくらでも、きりなくできるんですよね。
でも、それを受け入れることもできるんですよね。
楽しく、喜びを胸にあふれさすことだって。
私、そっちをして生きてきたいわ。

FIVがなかったら、もっとうかつだった気がします、私。
FIVのおかげで、嬢、必ず死ぬんだなって、すごく身近に感じる。
それまで、めいっぱい楽しみましょうと、すごく思う。
嬢が窮屈にならない範囲で、健康にも気を付けようねって。

私忘れっぽいから、ちゃんと気を付けてもらえるように、
神さまが嬢に持たしてくれたお土産なんじゃないかなあ、FIV。

「なるべく長く生きてね」って言うと、嬢は「知らん!」とゆいます。
ベリー・クール。

677256fb.jpeg匂いをかいで調査をしております。
恍惚のひとみ。

こういう顔を毎日毎日。
たのしそうで、
私もたのしいです。

 

12月

そこかしこにあるはずの、時間がない・・・。
まさか、ぬ、盗まれているんじゃああるまいな!

いそいで妄想警察に届け出ましたが、
「ま、事件性はないでしょう」って、お巡りさんが鼻毛抜きながら対応してくれました。
よかったよかったのやら、よくないやら。
じゃああたしの時間はどこにいったのさー。

・・・なんちてね、忙しぶってごめんなさい。

ネットしてなかったけれど、本読んだり猫撫ぜたり、本読んだり、
お友達とお茶したりご飯食べたり、本買ったり、また本読んだり、
「年末まで引き締め政策で行くぞ!」と決意した直後に、
いらないでしょ!ってものを買ったりしてました。

平常運転。でも、ちょっぴりそわそわ。年末だから!気が早い?

そうそう、遊びに行ってるシェルターに、この頃すごく気になる子がいるんです。
引っ込み思案で、人見知りで、受け口な女の子。
素直ですごくかわいい子。毛がポワポワ。
最初モジ・・・モジ・・・ってしてて、抱きに行くと後ろ足がなよっとして、
なすがままなのです。なにこいつ、愛らしい・・・。

この前行ったら、名前が付けられてました。
私の本名の方の呼び名とすごく似てる名前で、何か嬉しい。

みんなかわいいわ。
犬のかわいさに、成犬も子犬もないって、HPに書いてありましたが(たしか・・・)、本当ね。
成犬も子犬も、犬種も血統も、なんぼのことでしょう、みんなかわいい。

大きさは関係ないけれど、小さくてかわいくて元気いっぱいに見えるんだけれど、
病気を持っていて、手術の甲斐なくって子もいたりして、
お骨に手を合わせてきました。

不幸だとかかわいそうだとかは、思わないのです。
誰かに迎えられて、愛して愛されて暮らすことができたなら、
楽しい思いをする機会はもっともっと増えただろうけれど、
それでもあの子の人生、いや、犬生の良し悪しは、それでははかることはできないと思う。
どの犬生も、猫生も、人生も、そうだと思う。

健康だったらよかった。
家族が見つかればよかった。
深く深く愛されて死んでいったらよかった。
でも、そうじゃなかった。
そういう一生を、楽しんで生きただろう、幸せな子の。

短かったけれど一生懸命、ほんとに楽しんで生きたのだと思うし、
あの子を、いじめたり、仕方ないとかもういらないとか、そうやって殺そうとしたんでなく、
皆が命をつなごうとして、それでもつなげなかったことって、運命かもしれないし、
あの子自身がこの世界に来る前に、してきた約束なのかもしれないし、
かわいそうな子なんかでは、まったくなかったと思う。

でも、この前はそこにいたものが死んだと聞かされて、
改めていたところを見てみると、やっぱりいなくって、
ほんとだ、いないって思うって、
やっぱり、静かな気持ちになりますね、年末は。
年末関係ないか。

そして、私の好きなスタッフさんも辞めちゃうんだそうで、ちょっぴりしょんぼりじゃない。

でも、新年が来るから。
全部、新しくなるから。

今日は昨日の続きで、明日は今日の続きだというのに、
1月1日に、一体何が新しくなるのか、
そもそも新しくなるってほんとなのか、
勝手にだれが決めおった、あたしのとこにはそんな話は来てないぞ!って、
そんな気にもなれるけれど、

一番大事なのは、決意だというし、
いいものは引き続き、なおかつ新しくフレッシュに、と、たくさんの人が思って、
なーんか、あー。すがすがしいじゃなーい。

私もまっさらな感じで、迎えられるように。
色んな人に、今年もありがとうって思いながら過ごしております。

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