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チモッキ

思ったり、感じたり、言ったりしたこと

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武田薬品・・・の回

武田薬品の巨大動物実験施設が鎌倉に建設され、2月19日稼働します。

アジア最大の規模です。

 

日に900キロもの実験後の遺体を火葬。

マウス2万匹、サルでは60匹に相当するそうです。

 

いのちを考える会で、署名を募集しています。

 

動物実験て、必要だと思いますか?

私たちは必要と思っている、それはなぜでしょうか。

私たち自身で調べ、考え、出した答えでしょうか。

医療の発展に、動物実験は不可欠だとどこかで見聞きし、

それがそのまま、わたしたちの認識になっているかもしれません。

 

ミスアプリコットという、動物実験を行わない商品を開発している

素晴らしい化粧品の会社があります。

ここの社長さんのお話。

 

海外から輸入される化粧品も日本で販売するには、

動物実験をしなければいけないことについて、厚生労働省のお役人さんとお話をしたところ、

「外国人の肌と、日本人の肌は違うから」と言われたそうですよ。

社長さんびっくりして、

「外国人の肌より、うさぎの肌の方が日本人の肌に近いというのですか?」と聞くと

「・・・そうです」とおっしゃったそうです。

役人さん、あなたほんとはわかってるんだよ。「・・・」が答えですよね。

 

これは、あんまりにばからしいのを今思い出したので、厳密には医療とは違いますが、 

こんなバカらしい(二度目)話をよく聞きます。

 

1800年代ならまだしも現代の研究レベルでは、人間と動物の違いは大きな差異です。

 

それ以上に、たとえば動物実験が人間の医療の発展に最適な手段だとしても、

それを人間が自分たちの発展のために行っていいということではないはずです。

私の愛する猫や犬や、家族のためだとしても、と個人的には思います。

いえ、自分とこの子や人や死にそうで、誰かを殺せば助かるって時、
私、絶対やりません、とは言えません。
(ちなみに「やる」の「や」の字は、「殺」です。)
(「お前、やっちまうぞ!」と言い合いになった時は、確認してみることにしています。
「その「やる」は殺?犯?殴?」と一応。どうでもいい話ですが)
 
何が何でも助けたいって、気持ちよくわかります。
誰かを犠牲にしてでもって、気持ちも。
助けるためにやっちゃうかもしれない。
でも、私は、それはいけないってことを知っています。
やっぱり、正しくないことだと思うのです。


 

じゃあ、難病の人は死ねと言うのか何様だきさま、と問い詰められますが、
そういう0か100かの話じゃないのです。
現在、代替方だけでは完璧ではないのが現実です。

でも。医学の発展を望むことはできるんです。

「動物実験を止めてください、代替法を研究してください」と多くの人が訴えれば、

世論が高まり、必ずその流れが生まれるはずです。

 

私たちの発展を望むことと、生命のために生命への暴力が許されるかは、
混同されがちですが、本来もっと議論されてしかるべき話です。

私たちの生活と、実験施設は繋がっています。

自分と暮らす動物を愛しく思い、動物にも命はあると感じられるなら、
私たちの人生とも繋がっています。

 

なんで?と思われますか?

 

説明下手な私の説明でしくじってはいけません。

もっと上手に説明してくださる人がいます。そちらにお任せします。
よならじっけんしつというサイトが大変わかりやすいです。

 

この方の文章見てると、動物問題を感傷的ととらえてるって誤解だよ、と思う。

感傷だけでも、理知的だけでも、いけない。

人間はどっちも持っている。

それを自覚しつつこういう問題を訴える人は、バランスが取れている人が多いですよ。

自分の立場から離れたとこからみてもそう思います。

 

早く書こうと思いながら、書けなかった武田薬品巨大動物実験施設のこと。

 

そこで殺される子たちは、今どこにいるんでしょう。

 

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BBM・・・の回

ブロークバックマウンテン、見たの。
カウボーイの2人の、愛し合う2人の話です。

私、なぜ滂沱たる涙を流していたのか。
(目尻と目頭から同時ジョビジョビ)
ウックウックと嗚咽したのか。

なんで泣いてるのかわからなかった。こんなことになったのはなぜですか。
あんまり泣けちゃって鳴けちゃって仕方なく、嗚咽もとまりませんでしたから、
ヒッヒッフゥーヒッヒッフゥーとラマーズ法で呼吸を整えましたよ。
そんなわけであなたも見てください。(ピーコ)

あれ愛の話なの?いや、愛の話だよね。
でもそれだけじゃないでしょ?何の話なの?

二人の愛とか恋とかじゃなかった気がする。それだけじゃなかった気がする。
人間のしょうもなさとか、人生の侘しさとか、なんかそんなの。
なのになんか・・・なんか・・・。

破られた愛の約束は、しょうもないもん。
叶えられなかった約束は、うそっぱち。
ついそう思って、約束ってあんまり好きじゃないのです。
叶えられる約束の方がずっと少ないのにね。
そう思うのは、単なる私の人間的な弱さですなんですが。

人生には、しがらみってあるけれど。それぞれが影響しあうんだけども。
ましてこの二人はゲイですし。
セクシャルマイノリティの気持ちは、偏見でなく、わからない。
当事者でなければわからないものであると思います。
これ、ゲイの人が見たら、感じ方も違うんだろうな。

叶った叶わなかったじゃなくて、良いも悪いもなくて、ただそれだけ。
いろんなこと、しょうがない。ただ好きだった。 

ただただ好きだった。あなたのことがとても。
私の人生に、それがあった。

それだけのことに、私すごい泣いたんだと思う。

その場その場で嬉しかったり、悲しかったり、憎んだり愛したり。
恋愛も人生も、トータルで決算できない。決算しちゃ、だめ。

だから?だからなんか・・・。
って、書いてみてもわからないわ~。

ギルバートグレイプが入ってる、心の大切箱にしまいます。
でもこれ、ギルバートグレイプみたいには見られないなー。

とにかく見てみてください。見たら教えて。
どこかでお茶でも飲みながら語り合いましょ。おごるからさ。

ブロークバックマウンテン、オススメしたら、
ゲイが登場する映画ってのは知ってたらしく、
「おしりファックマウンテンー!?そんなよかったー?!」と
下品に笑ってた知人。
ちみ!最低ですな!いやいや、最低ですぞ! (震えながら)

見てくれたようでメールが一言来ました。
「おしりファックマウンテンとか言ったやつは死ね!」と。

そうだ、ちみは少し反省したまえ。

あとで、語り合いの会を開きました。
楽しかったわ。

(ああ、でも、カウボーイですから、
動物に対する感覚では見ててちょっと、早送りしちゃったり、
辛いものもありました。
映画に出演させる動物への扱いも、きちんと監視されてるはずだと信じつつ。)
 
おすすめします。

夜遊び・・・の回

おんなには なんだかつまらぬ よるがある

そんな夜だったので、たまーにフラフラフラーと行く店に行きました。

常連さんは、音楽が大好きで、音楽聞かない私を「信じられん」と言い放つ。
私も「本を読まないなんて信じらんない」とやり返す。
水と油のような私たちですが、この会話から、
どちらの心も狭いという共通項が浮かび上がりますな。ほほ。

若い頃は夜が大好きで、夜が明けるのが恨めしかったけれど、今は昼が愛しい。
夜遊びはすてき。
でも、それは明るい太陽があるからこそ、と今は思います。
それに体がもたないじょ。

夜遊びはいきすぎちゃだめなのね。
早めに帰ったんだけど、やっぱり嬢には怒られた。

DV・・・の回

10代のころ、彼氏にぽこぽことぶんなぐられたことがあります。

暴力はいかん。まったくいかん。
でも、いいか悪いかのカテゴライズは私たちには無意味で、
当時の私にふさわしい人だったとだけ、今は思う。

むしろ感謝してるのは、殴られると本当にこわくて痛いんだって、思わせてくれたこと。
自分をちゃんと大事にしなきゃって、身に染みて思わせてくれたこと。
でも、殴っちゃだめなのよ。DVはDVなのよ。許されないのよ。
DVを擁護してるんじゃないのよ。

次に出会う人が、私を殴るかもなんて思いもしないけど、殴ったらゆるさん。
それはもう決めてる。

やさしくしてもらうことだけが、教え諭してもらうことだけが、私の成長でなく、
自分が人を傷つけて、後悔して成長するように、
自分が傷ついたとき、それは自分を傷つけた誰かの成長に必要だったのかもしれない。

そうなると、「傷つけられた」って変な感じ。

私、人を傷つけたことはある。
でも、自分が誰かに傷つけられたことなんかあったのかしら、いままで。

ないね。自分が誤解しただけだね。


「生命は」

生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻(あぶ)の姿をした他者が
光をまとって飛んできている

私も  あるとき
誰かのための虻(あぶ)だったろう

あなたも  あるとき
私のための風だったかもしれない

ゴキブリ・・・の回

知人との会話。

チ「ごきぶりってかわいいよね、つやつやしてて」
知人「そういえばそうだよね、きれいだよね」
チ「でも、ちょっと臭いんだよね、ごきぶり」
知人「え、匂いなんてある?」
チ「あるよ、独特の匂いがするんだよ~」
知人「・・・あ、そういえばあるかも!
私のうち、ごきぶりくさいって言われたことある」

これ聞いてわたし、声も出せずうつぶせで、
ピクッ・・・ピクッ・・・っと痙攣することしかできませんでちた。
笑い殺されるかと思った。

ごきぶりくさいって言われちゃうってすごいよね。
言うひともどうかしてるよね。
でも無邪気に言い放つ知人は、なんだかキラキラとして見えたのでした。

幸せの色・・・の回

つやつやきらきらと、憂いを寄せず咲き誇る若いバラのきれいなこと。
いいね、バラはいい。

しわっとして、斑点なんかも出てきちゃった失速し始めの、
だからこその凄味ある美しさも。きれい。買わずにおれない。
バラはほんっといいよ。

花屋では、わたし見切り品専門ハンター。
「見切り品300円」て!
よろしくて?ほんとにこのお値段でよろしくてざますの?
こんなにきれいなのに安くしてもらっちゃっていいのかといつも思うよ。

見切り品?ハッ(笑ってる)
 おまえさんはすごいきれいだぞー。

うすピンクとうす黄色のバラがことのほかお好み。

 そのコンビでした。
買わずにおりゃりょうか。
いや、おりゃれない。

ソープ復活~!・・・の回

イアン・ソープが、わ、私の(!?)イアン・ソープが現役復帰するって!
今年の10大ニュースに入れちゃいましょうね、もう。もうもう!
んもう、んもう!すき!(身をよじる)

この人、すごいんだよ~(みんな知ってます)
すごいんだから~(知ってますて)

私は勝手にスピリチャル図鑑を作ってましてな、
スピリチャルの中には、江原さんグループと、エンヤグループがあるのです。
江原さんは説明不要ですよね、スピリチャルといえばこの人、的な。
エンヤはどうしてスピリチャルかっていうと、
どこかで「私のようなスピリチャルな人間は」って言ってるのを見たから。
そしてそれが、私の人生で「スピリチャル」って目にした最初だったから。
ああ、そうだよね、エンヤはスピリチュアルな人だよね、とすごく納得だった。
霊とかオーラとか前世でなく、自分の魂と向き合うという意味だと理解したのです。

自分がどっちのグループに入りていかっていうと、こっちのエンヤグループ。
イアン・ソープ見てるとすごくそう思う。(イアン・ソープもエンヤ組)
自分の人生を、魂ごと味わってる感じが。

霊とかオーラとかも見えたら面白いだろうなーと思うのだけど、
それ以上に、自分の魂と人生が乖離してないスピリチャルに、たまらなく憧れてしまうのですよー。

人生を真の意味で楽しめる。私にはそれがスピリチュアル。

アテネオリンピックでのソープの泳ぎを見てたら、
私も次の北京を目指すことにして(あれま!)
近所のプールに特訓しに行ったことが懐かしく思い出されます。
そうそう、そしたらプールの水が緑色でさー、
(テレビのプールは水色だったのに、あれ?おかしいなおかしいな)と思いながら
お客さんを見れば、おじいちゃんおばあちゃんと子供たちだらけで、
「このプールで北京は無理かもしれない」とオリンピックはあきらめることにしたんだ。
そうだった。だめなのはプールじゃないんだって、今ならわかるんだけどな。

銀河鉄道・・・の回

おやつに干し芋をムッチャムッチャ食べていたら、
突然に「銀河鉄道の夜が読みたい病」を発症。
最近本を整理したためどこにあるのかわからず、かじりかけの干し芋を放り出し、
ハァハァ喘ぎながら、本屋に飛び込み買う。本屋さんありがとう。
読みたい病って突然発症して、ちょっと喜びでもある。
叶えられる強い欲求って、幸せだよね。

にしても、ハー、宮沢賢治。なんなんだろねこの人は。うつくしいね。
世界がどんなふうに、見えていたのかな。

「聖者とは 罪の感じの人並みすぐれて深い人のことを言うのだよ」
この言葉、宮沢賢治を思い出す。
生命が生命である以上、逃れられない罪と輝きを、
清めることと放つことを追い求めたひと。多分、苦しいことも多かったひと。

他者の境遇を思って生まれるわたし達の苦しみは、
自分の執着であるから手放せないのか、何かのために与えられた喜びの種であるのか。
悲しみや苦しみについて、ひとはいろんなことをいうよ。
ほんとのことも、そうじゃないことも。

賢治は、美しい世界を見てた。それでいいんだわ。
「ビジテリアン大祭」なんてお話も生み出してくれて。くす。
改めて読みますと、今も昔もベジについて交わされる議論って、大差ないんですね。

「ジョバンニー!」「カンッパネルラー!」と
力の入ったチーモの寸劇(一人二役)に感化され

 銀河鉄道の夜を読むうちの嬢バンニも

思うところがあるのでしょうか

かんざし・・・の回

お嫁に出すはんこたち
いいこでね
大事に使ってもらってね
たくましく生きるのよ

はんこ代金の代わりにいただいたかんざし。
かんざし、クリアで写メしづらかったので、ティッシュに乗せて撮影。
(使用したティッシュは撮影後スタッフが大事に使いました)

かんざしはいい。
なんといってもほつれた後れ毛がせくしーだ。
自分では見えないけれど、せくしーなことになっているはずだ。
(実際はうまくまとめられず、まとめた部分が・・・なんかボヨンボヨンになっとる)

秘密のモーター・・・の回

我が家の大天使ミカエルさまこと、猫のジョーには、秘密のモーターが内蔵されています。

耳を澄ますと・・・

プンクル プンクル ドッドッド・・・
グンゴロ グンゴロ ブルブルブル・・・

猫ってくったりしてて中に綿が詰まってそうなのに、
意外とメカだったとはしらなんだ。いかすー。
猫はどの子にも内蔵されてるんですってね。

妹に拾われた嬢は、赤ちゃん時代、妹のチビ(二女。チビチビは三女)にのみなついた。
でも、チビは嬢をあまりかまわなかった。

あかごでありながら、むっつりと緊張気味の嬢の表情が、
チビが帰宅するとパーッと輝く。
そしてモーター音のセッション。

それがすごい音なのよ・・・!家揺れてない?ってくらいなの。
手の平サイズの嬢の、いったいどこから出てたのか。

チビを後追い後追い。鳴きすがり鳴きすがり。
でも、相変わらずチビにかまわれない嬢なのだった。

め、面倒を見たのはあっしなんですよ。
夜中の離乳食とかね、3時間ごとよ・・・?
すんごーい大変だった。最後の方は、いかん、神経にきとる・・・って位。

たまらなくかわいかった。ちっこかったなー。
どういう生い立ちであるのか、毛があんまり生えてなくて寒いらしく、
寝ぐずりしても体と腕でサンドイッチすると挟まれると同時に寝ちゃって。
寝るまでのスピードったら、のび太も敵じゃなかったね!
そうそう、アイツ寝ぐずりしたんだよなー。
ご飯欲しくて泣いて、ご飯食べて眠そうなのに泣き出して・・・
あ、寝ぐずりだ・・・って気づいた時ほんと胸がきゅんとしたよねーうんうん・・・。
夜中、人の体をキュウキュウ両手で押してたね。
そんなことされたら、私目が覚めちゃいますよ、
何してんのかと思えば手をグーパーグーパーしてお乳を出す仕草だったんだよね、うんうん・・・。ははは、そんなとこから出ないわよー。

服をチュッチュカチュッチュカ吸ってたこともあったなー。

フー、かわゆかった。途方もなく、果てしなくばぶちゃんだったのね、あのしと。
でも、私には理性でなついてた感じ。嬢の中では月とすっぽんだったと思う。
もちろん私がすっぽん。

そんな日々が半年ほど続いて、チビを追いすがったけど扉を閉められちゃって、じっとガラス越しに妹を見送ったあと、静かに戻って私の足元でねっころがった。

ただそれだけなんだけど、嬢はとうとう、面倒を見るのはチーモだから、
チーモと仲良くしなきゃいけないんだ、と悟ったようだった。
あの瞬間を思い出すと、今でも胸がチックリする。

自分の命が誰に救われたのか、嬢はよくわかってて、
嬢は確かにチビだけを愛してた。(今はチーモだけど!!)

泣きすぎて声がガビガビになってた嬢。
目やにだらけ、鼻水たらしで、ぶったいくだった嬢(そこもかわいかったけど!)。

そんな時手を伸ばして暖めてくれた人、そりゃ忘れるわけないよね。

猫は家につくなんて、猫は情の薄い生き物だなんて、うそうそ、大うそよ。
こんな情の深い子、見たことない。

嬢のモーターが再始動したのは、それからまた半年後くらい。
帰宅して抱きしめて、ふと耳を澄ましたら、プクプク鳴ってた。
ちいちゃいちいちゃいモーター音。

かわいいこ。うちの大事なおひめさまちゃん。

ははは、すごい顔
 

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