テレビに仁丹の会社社長が出ておりました。
仁丹ってほら、銀色のつぶつぶ。
最近、仁丹って見ないわね、と思っていたら、そこに父がやってきたので、
「お父さん、仁丹ってどこに行っちゃったのかね」と言いますと、
こちらが当惑するほどに困惑した顔をして、
「え、じんたん・・・?じんたんってだれ?」
とつぶやきました。
一瞬、この人何言ってんだと思いました。
あ、誰かの名前だと思ってるっぽい・・・!
脳内でなにかわいい変換しちゃってるんでしょう、このおじさん。
(たぶんね、猫だと思ってるよ、この人。
こっちが思ってる以上に、ひっそりと猫に入れあげてるみたいだからね。)
「お、おとうさん、嬢たんとか、チーモたんとかの、たんじゃなくて、
銀色の小さい玉の、仁丹です・・・」と説明しながらも、
わーたし、もうプキョプキョ笑ってしまいました。
恥ずかしかったのでしょうね、
「わっかんないよそんなこといきなり言われても!
お父さん、仁丹の会社社長が出てるけど、仁丹ってまだありますか?とか言ってくれよ。
おとうたーん、じんたんってぇ、どこにいったのうおぅ?(アホっぽい声色で)じゃなくてさ」
とキレてました。
たまにこういうヒットを放っちゃうんだ、私の父。目がはなせません。
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