「皮をはがされた犬の死体が公園に放置。
捜査の結果、皮を剥がされていた時点で犬には意識があったことが確認されている。
警察は、動物虐待とみて捜査している」
というニュース。ひどい・・・だれがこんなことを・・・。よくもそんなことが・・・。
大丈夫、これはチーモタイムスのねつ造記事です。
でも、いやな気分になったよね、ねつ造してごめんね。
やさしい人ですね、あなたは。え?ウソじゃないわよ、マジだわよー。
そんなこころやさしいお友達よ、マイフレンドよ、
今年のファッションのお買いものはどんなにしましょうか。
やっぱり買い物は女の楽しみよねー、
キャッキャ。
ほんとはチーモ、ファッションより本買ってる時のがイキイキしてるけどー!
素敵に見えるファッション。
心ときめく小物達。
楽しい楽しいお買いもの。
でも、お願い。
どんなに小さくても、どうか毛皮のついた商品を買わないで。
記事はねつ造だけど、事実なんです。
あれは毛皮の作り方。
犬や猫の毛皮もね、作られてます。
てことは、売られてるということです。
日本でもたくさん輸入、されてるんです。
「ファッションを求めてるんじゃないわ、
毛皮の温かさや自然さが好きなの」っていう人も、
どうかどうか、ぜひ考えてみてほしい。
目の前に、リアルファーがあるから、買うんですよね。
毛皮が流行っていない時も、どうしても毛皮でなければって、
リアルファーのついてるものをわざわざ探されましたか?
たぶん、探してないと思うんです。
その時手に入る、気に入ったものをピックアップしてるんだと思うんです。
あなたは、毛皮が必要なわけではなく、
目の前にあるから手にとっているので、
売ってなかったら、それはそれで暮してたと思うんです。
毛皮のあったかさなしでも、凍死もせずに、ちゃんと越冬してきましたよね。
その程度のものだと思うんです。
その程度のために、殺されてしまう生き物がいて、
自分の選択で、その生き物を殺さないこともできるって考えると、
あったかさの意味とか、少し変わりませんか。
ほんの数年、もしかしてワンシーズン。
ちょっぴり気張って数万円。
みんながつけてる、ファーのシュシュは何百円。
リアルでもフェイクでも、
どちらでも自由に選べる私たちの、ほんの軽い選択に、
命がかかってる生き物がいるんです。
毛皮が自然かどうかって人は、
それはまぁ・・・自然と思うなら、今日のところはそれでいいと思うんだ、おら。
長くなりそうだから。夕飯まだ食べてないんだ。グー。
「毛皮は自然、でも戦争で子供が死んでいくことは自然でない」という意見であれば、
ちょっと話を詳しく聞いてみたいけど。
私たちの人間性において、戦争より簡単に防げる残酷さだぞ。
知恵を使えば、毛皮より「モア・あったかい」も可だぞ。
毛皮にされる動物たちのために、
血の出るような努力や、たくさんのお金、手ごわい敵との攻防も、
わたし達に求められてません。
ほんの少し意識するだけで、私たちはフェイクファーを選ぶことができます。
残酷さを言葉で取り繕うのはいったんストップして、
素直に、バカみたいに単純に、残酷さのない方を選択してみない?
毛皮反対デモについて書こうと思っていたんでした。
それはまた次回聞いてくらはい。
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