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チモッキ

思ったり、感じたり、言ったりしたこと

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ヘイ、ウェンディ―帰ってきたんだね

♪もうやってられないわってこの町を出てから
あっという間に戻ってきたんだね
歓迎はできないさ 僕は正直しかめっつら
 
もちろんそうさ 君の自由さ 出ていくのも 戻るのだって
 
だけど かわいいキミが ずいぶん残酷なこと してるって聞いたよ
そんなことはやめておくれよヘイ ウェンディ ヘイ♪

 
(↑カントリーっぽく歌ってね、やや物悲しいメロディでお願いします)
 
しかし歌っていてもウェンディは帰ってくれないわね。
さらには、フォアグラを使ったハンバーガーを発売しています。
ウェンディは一体、まったく何をしているのやら。

ウェンディ、ピーターパンが言ってるよ、子供の心を忘れたの?って。
まあ、あなたはそのウェンディとは違う子かもしれないけど。

PETAのサイトにのってた日本のウェンディーズのフォアグラバーガーの記事に、
「えー、私の好きなビーガンレストランでもあるウェンディーズがー・・・?信じられないー・・・」みたいなコメントがついてて、私も、えー!?でした。
ウェンディーズ、キミィ、本国じゃベジメニューあるのかい?
なぜに、なぜに再上陸が、ベジメニューでなくフォアグラなのだい?


フォアグラって?
 
フォアグラっていったら、あなた・・・
 
華やかで、高級な、その響き・・・。
選ばれしものが選ばれし時にいただける、
そんなイメージの、泣く子も黙る高級食材ですよ!!

そして、とても残酷な。


img_main.jpg







ガチョウとアヒルたちはみうごきできぬほどの狭い檻の中に閉じ込められ、
無理やり強制給仕する「フィーダー(給餌人)」と機械化された給餌マシーンから逃げるすべはありません。
 
口を無理に開けさせ、50cmもある鉄の棒を鳥の口に突き刺され、(愛護団体の抗議を受けゴムに変えてるとこもあるそうです。変えるのはいいこと、でもそういうことでは・・・だよね、)
彼らの体の1/4~1/3もの量のとうもろこしの粉と油の混合物を胃に押し込まれます。
胃に直接流し込まれたため、胃を痙攣させますが、吐き出せません。
この工程を一日3回、3~4週間続けます。
 
フォアグラ畜産場の死亡率は、従来の因習的なアヒル畜産場の死亡率より何倍も高く、
20倍にも上る場合もあり、金属の給餌パイプが彼らの首を傷つけたり、
肝不全に関係した慢性の病気であったり、または強制給餌のとき、
窒息するまで詰め込みすぎることなどにより死亡しています。
 

 
「フォアグラ畜産場のアヒルが、彼らの不自由な片足がもはや自分自身さえ支えることができないため翼を使って自己顕示するかのように、立って喘ぎ、もがき苦闘している姿が観測された。
動こうともがくことで、彼らの飛節(脚)と竜骨(胸部)の感染しそうに傷が開いた床ずれを、いっそう膿み、ただれさせる。
 
この状態では、鳥たちはもはや通常の羽づくろいはできない。
また、実際に、彼らは本能的な行動である普通に水を飲むことすらできない。」


動画を見るとですね、強制給仕という言葉が、とてもマイルドに感じます。

実際、虐待なので、フォアグラに関する法律もあり、
現在、少なくとも14カ国の法律が、フォアグラを生産するためにアヒルとガチョウに
強制食餌を施すことを禁止しているそうです。
いくつかの国では、法律で明確にアヒルとガチョウの強制食餌を施すことを禁止しており、
いくつかの国では、一般的な動物福祉法の中で、禁止しています。

以下の国/州は、強制食餌を禁じる法令を制定。

* カリフォルニア
* オーストリア(9州のうち6州)
* チェコ共和国(1992年)
* デンマーク(1991年)
* フィンランド(1996年)
* ドイツ(1936年と1993年)
* イタリア(2004年)
* ルクセンブルク(1965年)
* ノルウェー(1974年)
* ポーランド(1999年)
* トルコ
 
以下の国では、動物福祉法でフォアグラ生産のために動物の強制食餌を禁止すると解釈されている。
* オランダ
* イスラエル
* スウェーデン
* スイス
* イギリス
EU(既に子牛のクレートや妊娠クレートなどの非倫理的な畜産業の手法を禁止している)は、
フォアグラへの禁止令を検討中である。

 ------------------------------------------
 
フォアグラがお皿に乗るということは、
数週間のうちに10倍に肥大した肝臓に肺や他の臓器を圧迫され、
満足な息もできずに、苦しみながら死んでいった鳥がいるということ。

そして、わたしたちがフォアグラを食べるなら、わたしたちのために虐待が行われたということ。

嫌な言い方だね。でも、事実なのね。
そして一番大事なことがあるのね、私たちはそれを拒否できるということ。

img00_1.jpg
















華やかで、ゴージャス。でもそれはイメージです。あるともないともいえないような。
生き物が苦しめられる現実の前に、とても空しいイメージ。

イメージより、鳥たちが彼ららしく生きられる、リアルが欲しいわ。
 
goose-goose-ducks.jpg











フォアグラに、「NO」を。

 フォアグラ、ノーサンキュウです。
それよりも彼らへの思いやりと敬意と、もいっちょ愛をオーダーしますわ。
 
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Comment

フォアグラはなくていいもの!ですよね

  • ねこまる
  • URL
  • 2012-03-30 19:50
  • edit
こうしてファストフードでフォアグラが出されるのは、ほんと残念なことですよね。普通のスーパーでも、缶入りで安価で売られているのを見ると、切なくなります。

↓の記事の「ルックアットミー友の会」すごくおもしろかったです!チーモさんの記事は、どれもさりげなく大切なことがアピールされてて、ユーモアがすごくて、もう素敵♪

時代の流れの速さ、特に今年に入ってからすごくて、情報量も多くて処理しきれない自分がいますが、コツコツと焦らずに大切なことをアピールしていけたらいいですよね。チーモさん、応援しています♪

ねこまるさん・・・!

  • チーモ
  • 2012-03-30 22:07
  • edit
そうですよね、ハンバーガーっていうのが、さらにショックでした。
安価であればあるほど歪みが大きく、動物はきつくなってしまいますよね。

缶入りなんてあるのですね・・・。
買い物途中に、フォアグラを見つけたねこまるさんを想像しても、切なくなりました。
私、見つけたらビクッとしてしまいます。

ねこまるさんに褒められて鼻がフンフンふくらんでしまいます。デヘヘ。
ルックアットミー友の会の語録には、実はねこまるさんの言葉もたくさんあるのです。
愛から生まれた言葉には、とても強い力が宿ってると、すごく思います。

ねこまるさん、私も!処理しきれないのです!そして焦っていたのです!

ねこまるさんのレモンと水仙の記事も、黄色が鮮やかできれいですごい気持ちが安らいだんですよ、
コメントしたーい。と思ってたのに(1月か2月の、結構前の記事ですよね、なのに!)、
何か追われるように焦って、自分のブログもまとめられずの悪循環。
コツコツと焦らず・・・ほんとうですね。ああん、なんだかほっとしちゃいました。

ねこまるさん応援して下さったら、百万人力ですわ、リキリキ!
えーんうれしい、ねこまるさんのブログ見ても元気もらえるし、がんばります!
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