モービーの言葉を見て、聞いて、なんというか、リセットされた感があります。
リセットって、新しく生まれること。
心って、何度も生まれ変わるのね。しょっちゅうリセットする。
やわらかい感じになる。
怒れるヴィーガン、のくだりは耳が痛かった。
ついこの間、ベジについて話してて、いつの間にか怒鳴り合いになっていました。
なんだなんだ、一体どうした。
ベジじゃないのだけれど、私の話は聞いてくれてた人なんですが、
ベジはすごく健康にいいんだよって講演会をどっかで聞いてきたらしくて、
すごくうれしそうに、「やっぱベジっていいんだね」って話かけてきてくれたのよね。
それで私は、その人の、「ベジはいいんだ」とすごく明るい気持ちになってるその部分ばかりに目をとられて、
相手の、まだ少し揺れてる心のうちに、気づかなくてさ。
すっかりベジの人に対する感覚で、お話してたら。
私は、批判も、ジャッジもしてない。正論だったと思う。
それでも受け入れられないことはもちろんあって、それは当たり前のこと。
だって気持ちのことだもんね。
ケンカになった人は、その後自分のペースでベジを受け入れだしてるみたいで、
ほんと怒鳴り合うのは無駄だったと思う。怒鳴り合ったって、ダメなんだぜ。
ほんと、身に沁みます・・・ダメなんだぜ。
でもいいの。
このやり方ではだめなんだな、と気づいたら、それだけで、何もかもうまくいくか。
ううん、そんなことなくって、伝えたい言葉一つとってみても、絶対この先も、試行錯誤が続くのね。
完璧は程遠い。
もう、ほんと実感しますよわたしなど。
うまく伝えられなくって、アイタタタ!ってのしょっちゅうです。
今の自分の力でトライして、ベストを尽くしてみても、
うまく伝えられることができなくて、もしくは誤解を解くことができなくて、
ちょっとクレイジーな人、極端な人、そういう評価を感じるときもあります。
その評価は的を外れてる!と自分で思うし、うれしくないですが、
そういう評価を下すのは、相手のまったくの自由なんだよね。
その評価を覆そうと頑張るのも、私の自由なんだよね。
でもそういう場面で、自分の力以上にがんばらなくちゃって思う必要はきっとないんだなって、思う。
評価は自由にされておけ。
ほんとはどうなのか、自分が知ってる。
そんできっと、誰かも知っててくれてる。
誰かの、「動物の問題は、あなたが言うほど大きく存在はしない」って判断を、
覆すために力を注ぐのもいいけれど、
今の自分がするおぼつかない話を、立ち止まって話を聞いてくれたり、読んでくれる人がいたり、
「私もそう思う」って人と、言葉を交わしたり、気持ちをシェアすることができる。
わたし、そういう人やことを大事にしようって、改めて思った。
だからいいんだ、完璧じゃなくていいんだ。
続けるんだ。完璧じゃなくても、続けていけばいいんだ。
間違った方法をとってしまうことって、いっぱいあるんだよね。人間だもの。みつお。
わかってても、何度も間違っちゃうのよね。
それでも、動物の置かれてる状況や、それは世界とどうかかわってて、
それが自分たちに心身ともにどういう影響をするのかも知ってほしいと思う、
その気持ちは自然なことで、間違ってないと心から感じる。
あ、でも私、怒れるヴィーガンも好きですよ。
間違った使い方でなければ、私は怒りも大事なエネルギーだと思うんだ。
私は疲れて続かないし、選ばないけれども。
色んな種類のヴィーガンがいて、様々なアプローチがあっていいんじゃあないかしら。
それが、必要なんじゃあないかしら。
動物を思う方向は一緒であると思うのだけど、
たまに提案でもディベートってのでもなく、違うやり方を「非難」してるのを見かけると、
オラ、しょぼーんとしちまうだな・・・。
この前はネットで、おれはヴィーガンだが、おめえは魚食うからベジを名乗るな、ってのを見たのね、
なんでそんなことわざわざ言うだす。動物を思って肉やめた仲間に。
いや、つい言っちまったってのはわかるだわ。にんげんだものね。みつお。
って、そんなことわざわざここで訴えてる私もどうかしてるだな。
だってなんか、ちょっとショックだったんだな。みつお。
ハ、気持ちのおもむくまま綴っていたら、途中から私の心の中のオンジが。
とにかく、気持ちを大事に、違いをほがらかに、受け入れたいなあと思います。
人生の選択は、その人にしかできない。
知ること、考えること、そして道徳的に選ぶこと。
その人自身が行う素晴らしいアクションへの訴えを、
積極的に、柔らかく、なによりも真摯に、継続する。一生する。
楽しもうね。
おう。
ところで、こちら本家のオンジ。いや待って、この人も本家じゃないね・・・!?
チビチビが、このハイジのマネがじょうずなのです。
ハイジがこの飴をなめるシーン、チーモ姉妹の間でブーム起こしました。
「ティカティカ・ティカティカ」って音なんだよね。
PR