こちらも、図書館で借りたもの。
世界を救う国際組織 WWF
世界のために活動する組織を紹介するシリーズです。
ほかにはアムネスティとかもありました。
アムネスティも借りたかったですが、上限がいっぱいで借りられなかった。また今度。
WWFの成り立ちや、世界の絶滅しそうな動物たちや、
人間によって手ひどく搾取されている動物たちを取り巻く環境を知らせ、
それらをどう考えたらいいか、どうしたらいいかを子供たちにわかりやすく、説明しています。
密猟者によって、象牙のためだけにころされ、捨て置かれた象。
違法にもかかわらず、需要があるために、市場で売られるサル。
棒を持った男の人の横で、猿ぐつわをはめられ、二本足で立たされ、踊りを踊る熊。
カラフルに着色され、束で売られているトカゲの手。
そういう写真もありました。
十分ショックですがショッキングすぎず、
けれど写されている彼ら動物に対し、子供の想像力をふくらますような、
そんな写真でした。
また捕鯨に関するページでは、『鯨の国』( Whale Nation)と題された本からの引用で
「宇宙から見れば、地球は青い。
宇宙から見れば、地球は人間ではなく鯨の領域だ」 ヒースコート・ウィリアムズ(Heathcote Williams)
とあり、心を打ちました。
でもよく考えると、感情派のわたしですらも、
理屈は通っていないっていうか、ちょっと強引かしら・・・といったん思いましたので、
理論派の皆さんには、鼻で笑われちゃうかもしれませんね。
でも、わたし達を幸せにし、自覚しているかはさておいて、実は私たちが望んでいる、
進化や前進や調和や幸福の形ってのは、
理屈じゃない謙虚さとともにあるんでないかなぁと、思います。
とはいえわたくし、
「絶滅寸前のネコ科の動物の毛皮を着る恥知らずな人たちがいるのです」
という一文に、(くす・・・恥知らずだって・・)とちょっぴり胸がすいてしまったので、
かなり謙虚から遠い感じです。
まだまだ未熟でございますね。
子供のころに読んでみたかったなぁ。
絶版なんて残念。
表紙はパンダなんです。
私、パンダってちゃんと観察したことなくて、

表紙を見て、
「うふ、パンダってマイタケみたいな耳してるのね・・・!」と
つい笑ったのですが、どうにも違和感、
気になって調べたら、普通に丸っこい耳なんですね。
この子はどうしたんだろうか。ケンカ?
個体がどうのこうので、カットすることあるんだろうかと
調べたけど、わからなかった。
しっかりとご飯を握りしめてるこの子、幸せでありますように。
ムシャー!
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