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8週アクション

愛は実践あるのみ。
闘いはよくないぞ!そうだそうだ!
しかしそれは、闘いの定義と、その方法にもよります。
私は、誰かのために闘う人が好き。

「くじけそうなとき、
『ジュルが受けたつらさに比べたら、なんでもない』と思うことにしてる。」


そんなジュルのしっぽさんからつるっと転載です。



嫌な予感というのは当たるもので、
とても残念なお知らせです。

8週齢規制が「親等からの引き離し」ではなく、
「販売」とする妥協案になることが、濃厚になっているようです。


8週齢規制は、「生後8週齢未満の子犬子猫を親等から引き離してはならない」とする規制です。
それを、「生後8週間以下の子犬子猫を販売してはならない」とする妥協案です。

妥協案では、現在の業界自主基準の45日齢と変わりません。
販売が8週齢以下なのであれば、親から引き離すのは6週齢(42日)程度だからです。

この規制の目的は、親元から8週齢未満で引き離してしまうことで発生する
問題行動や病弱体質を防ぐことです。
販売を8週齢以下に定めても、なんの意味もありません。




いろいろな立場の人や集団が存在する社会では、
規制は<正しいか否か>ではなく、<すべての利害関係者が合意するか否か>で検討されます。
<真実>よりも<現実>が重視され、<最善>よりも<妥協点>が模索されます。
これが社会であり、政治のしくみです。
このしくみの是非を論じてもはじまらず、そういうものとして受け容れざるを得ません

国会議員さん達も、
<動物にとっての最善>は「8週齢未満は親から引き離すべきではない」ということは、
充分に理解しています。
しかしそのうえで、ペット業界の<現実>を踏まえて<妥協点>を模索しなければならない、
ということです。

そしていま、現にそうなっています。

この社会のしくみを受け容れるところから、はじめなければなりません。
簡単なことです。要は、妥協点のせめぎ合いなのです。
ペット業界はあらゆる業界の伝手を使って規制緩和に躍起になっています。
その結果が、いまの妥協案です。
それに負けず、わたし達も規制強化に躍起になればいいだけのことです。

わたし達は至って冷静です。一時のヒステリーではなく、
社会のしくみを受け容れた上での行動です。

妥協案がやりとりされるのは、「修正協議」です。(改正の流れはコチラ
修正協議に係わる議員は、すでに特定できています。
その議員さん達が、
「とんでもない数の要望が届いちゃって、今回の妥協はちょっと無理ですわ」と、
ペット業界に言い訳できるようにすればいいわけです。

以下に、メッセージの文例と、
修正協議に係わる国会議員さんをリストアップしておきます。

ひとりでも多くの方に送っていただきたいので、拡散していただければ幸いです。
転載もリンクも、もちろんOKです。

おそらく、これが最後のアクションになります。
なにもしなければ、社会のしくみのとおり、妥協されて終わることでしょう。
悔いのないようにご協力いただければ幸いです。


********************************************

【 文 例 】

≪ ひと言文例 ≫ 

●動物愛護管理法改正に関してお願いがあります。8週齢規制では一切妥協しないでください。
 「8週齢未満の子犬子猫は、親や兄弟から引き離しを禁止」です。
 「販売」ではなく「引き離し」、「7週齢」ではなく「8週齢」で規制してください。

≪ 短文例 ≫ 短文を組み合わせて文を作成してみてください。

●国会会期中でお忙しいとは存じますが、動物愛護管理法改正に関してお願いがあります。

●環境省が実施した動物愛護管理法改正のパブリックコメントに、
 17万通が寄せられた通り、今回の動物愛護管理法改正に私達国民は注目しています。
 とりわけ前回改正から持ち越されている『8週齢規制』には、
 関係団体から署名が約30万人に達した通り、最も注目されている改正事項です。

●平成17年改正時にも「8週齢規制」が議論されましたが、
 ペット業界の希望を受け入れて、これまで5年に及ぶ準備期間を
 すでに業界に与えてきた経緯があります。
 ゆえに今回の改正で再度ペット業界に妥協することは、
 けして認めることはできません。

●8週齢規制の目的は、8週齢未満で親や兄弟から引き離すことで生じる
 問題行動や病弱な犬猫を生み出してしまうことを防ぐためであり、
 「販売」ではなく「引き離し」を禁止しなければ規制の意味がありません。

●妥協することなく「8週齢未満の子犬子猫は、親や兄弟から引き離しを禁止」と
 「引き離し」時点で規制していただきますよう、お願い申し上げます。

●議員が直接関わる修正協議の際は、すでに前回妥協して配慮した業界ではなく、
 私達国民に配慮くださることを信じております。

●もし妥協案が成立するようなことになれば、私達国民は議員に失望することでしょう。
 議員の賢明なご判断を期待しております。

≪ オプション文例 ≫ 言い足りない方は下記を参考に

●『8週齢規制』は単なる規制のひとつではなく、殺処分を減らし、
 私達国民が健全な動物と生活する権利を保障する、
 日本の動物愛護の発展にとって重要な規制です。

●『8週齢規制』がないために、身心に異常をもつ動物が堂々と売買され、
 動物がかわいそうというだけでなく、飼育放棄による殺処分、
 または飼い主に重い負担を強いています。

●ブリーダー(生産業者)からペットショップ(販売業者)へ輸送する時間などを含めれば、
 販売時点で8週齢であれば、引き離し時点では6週齢、42日齢であり、
 ペット業界で現在自主規制されている45日齢とほぼ同じです。

●また、7週齢とする妥協も問題外です。子犬がストレス耐性を身につけるためには
 神経生物学上90日を要し、最低でも70日(10週)は必要とされています。
 違法とする基準として9週齢では厳しすぎるため8週齢が妥当であり7週齢では不当です。


※下記に挙げた議員さん達は、修正協議に直接関わる国会議員さんというだけであって、
 妥協案を推進しているわけではありませんので、脅しや怒りのメールは避けましょう。
 わたしがこのブログの管理人として、下記のように送ってありますので充分伝わります。


●もし、妥協案が成立するようなことがあれば、私達は妥協案を指示・実行した議員を調査した上で、
 二度と動物愛護に関われないように一般に広く公開する決意です。
 あまり穏やかではありませんが、前回改正からこれまで、私達は十分に妥協してきました。
 今回ばかりは妥協できません。議員の賢明なご判断を期待しております。



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【 修正協議に関係する議員リスト 】

●議員代表/城島光力議員(衆議院)
選挙区/川崎市川崎区・幸区・中原区
HP/http://www.jojima.net/
メッセージe-mail/https://gt105.secure.ne.jp/~gt105051/message.html
事務所住所/〒210-0004 神奈川県川崎市川崎区宮本町2-27

●衆議院環境委員会委員長/生方幸夫議員(衆議院)
選挙区/千葉6区(市川市・松戸市)
HP/http://www.ubu2.jp/
e-mail/zxe04624@nifty.ne.jp
事務所住所/〒271-0076 千葉県松戸市岩瀬153-1アセッツ松戸1階

●衆議院環境委員会筆頭理事/田中和徳(衆議院)
選挙区/比例区・南関東ブロック
HP/http://www.tanaka-kazunori.com/
メッセージ投稿先/HPの「お問い合わせ」をクリック。
事務所住所/〒210-0846 川崎市川崎区小田6-11-24望星ビル205号室

●衆議院環境委員会筆頭理事/近藤昭一議員(衆議院)
選挙区/愛知3区(名古屋市・昭和・緑・天白区)
HP/ http://www.kon-chan.org/
メッセージe-mail/ http://www.kon-chan.org/contents/reference.html
事務所住所/〒100-8982東京都千代田区永田町2-1-2衆議院第2議員会館402号室

●参議院環境委員会委員長/松村祥史(参議院)
選挙区/ 熊本県
HP/ http://www.yoshifumi.net/
メッセージ投稿先/HPの「お問い合わせ」をクリック。
事務所住所/〒862-0950熊本県熊本市水前寺6-41-5 千代田レジデンス県庁東101号室

●参議院環境委員会筆頭理事/広田一議員(参議院)
選挙区/高知県
HP/ http://www.hirota1.com/
メッセージe-mail/ http://www.hirota1.com/mail.html
事務所住所/〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1参議院議員会館507号室

●参議院環境委員会筆頭理事/北川イッセイ(参議院)
選挙区/大阪府
HP/ http://www.k-issei.jp/
メッセージ投稿先/HP一番下の「ご意見・ご感想」のアドレスをクリック
事務所住所/〒577-0801 東大阪市小阪1-12-12小阪駅前コーポ1003号


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【 実験動物の規制に関心のある方へ 】

8週齢規制以上の難航が予想されています。
地球生物会議ALIVEさんにご協力ください。 『動愛法改正と実験動物、今が山場に』


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