8月27日締め切りのパブリックコメント、
5万通を超えるメールがあったそうです。
(反対意見も含みますが)
また2回目のパブリックコメント募集もあり、
(2011年中に、
虐待の防止、多頭飼育の適正化、自治体等の収容施設、特定動物、実験動物の福祉、産業動物の福祉、罰則の引き上げ等についての意見募集が行われる予定)
パブリックコメントを参考にしつつ、審議会が行われるのですね・・・
個人の力ではどうにもならないことって、たくさんありますよね。
虐待現場を見かけたとしても、どうすることがいいのかわからない人がほとんどだと思う。
どこへ連絡を?いったい何をしてくれるのか?
理不尽な状況の動物を見ても、
個人で力を尽くせないなら、手を出すべきでないみたいな風潮ってありますがー、
そもそもそんなのおかしいんですよね。
もちろん、捨て猫捨て犬、迷子の動物に対して、
個人が負担しなきゃいけない覚悟ってあると思いますが、
満足な受け皿も用意されてないのに、
助けたければ、助けたい人が犠牲や負担を伴って当たり前、という精神論だけで語られる部分が多かったんではないかと思います。
それは、しり込みするよね、多くの人は。
泣く泣く、捨て猫をそのままにしてきたことがあるって人だって、
どこかに受け皿がきちんとあれば、
それが広く認知されていれば、そんなことはしなくて済んだかもしれない。
もちろん個人の力が大事だけれど、国がフォローしてくれれば、
そういった活動に積極的に関わろうという人も、現れるでしょう。
法律の力って、やっぱりすごいんですね。
法律が変わったって、人の心が変わらなかったらしかたないって、たまに見かける意見、
私はやっぱりそうは思わないな。
受け皿が整えば、人々の認識が変わる。
認識が変われば、選択する行動も変わる。
5年前とは違う。
私たちは、それを望んでいて、
形作っていく気持ちがあるんだもの。
願いは少しずつでも、ちゃんと形になっていくんだ、と、今すごくそう思います。
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