中国での毛皮生産方法がとても残酷で、動画でも中国の現場は目にして、
毛皮というと中国、みたいな感じしますが、日本にも、毛皮工場はあるのだそうです。
減少しつつあるそうですが、現在でも推定7つの毛皮動物飼育施設があるとされています。
「今、日本には毛皮動物飼育業を規制する法律は何もなく、
その把握すらされていません。
飼育頭数、飼育方法のみならず、と殺方法までも、把握されていません。」
アニマルライツセンター主催の2011年毛皮反対デモで、
代表が施設の一つを視察した時のお話をされていました。
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これまで度々、中国の毛皮産業の実態が公開され、
信じられない光景を、映像を通して見せられてきました。
中国でつくり、日本で売る という構図に強く抗議の声を上げてきています。
しかし、
日本でもまだ毛皮のために飼育され、殺される動物がいることを
棚に上げ続けています。
全貌は把握はしていませんが、
北海道、新潟では確実に動物が飼育されていました。
今年も殺されることでしょう。
日本では毛皮動物の飼育は畜産に分類されます。
食べ物ということで、畜産動物はいまの世論では正当化されます。
しかし、今の日本では、毛皮のために動物を殺すことが、正当化できるのでしょうか?
多くの人が、フェイクファーとリアルファーを見分けることが出来ません。
代用品は十分にあり、さらに、毛皮産業の写真や映像を見せれば、
普通の感覚の人間は、見たくないといい、望んでは身につけたくないと
発言します。
今、毛皮業界、アパレル業界が行っていることは、
自由を奪われ、苦しみ、殺されるという、
恐ろしい現状を隠し、毛皮を動物の死体の一部であることを、
気がつかせないように売ることです。
毛皮は、布地の一種ではありません。
動物虐待の証拠です。
販売されているのに飼育を禁止するのは矛盾がある・・・
なんていうきれいごとは、気にする必要はありません。
需要をなくしてから・・・
なんていうきれいごとも、必要ありません。
消費者は、それがリアルでもフェイクでも、問題ないのですから。
いま、日本で、自由を奪われ、殺される動物が実際にいます。
一刻も早く終わらせなくてはいけません。

この子は、とある日本の飼育場にいたミンクです。2011年、今年の写真です。
みんなが洋服のように身につけている毛皮は、
きれいになめされているけど、もともとは死体だし、私たちと同じように、食べて飲んで寝て排泄をしてという生活をする動物です。
飼育場は、糞尿のアンモニア臭が漂っています。
飼育場の外でもすぐに分かるくらい、くさい。
掃除を毎日すればいいのに、ケージの下に糞がつみあがっています。
ケージは古く、毛がこびりついてる。
ミンクを実際に見たことがある方はいらっしゃるでしょうか?
とても小さくて、30cmくらいの大きさです。
見た目ではなくて、雰囲気が猫によく似ています。
ケージは幅30cmほど。奥には巣箱があります。
日本の飼育状態は良いと聞いていましたが、実際はそんなに変わりません。
大きくないけど、泣き声も上げます。チャッチャッチャという感じ。
好奇心もあります。人が近づけば、そっと寄ってきます。
よってくる子と、ちょっと警戒している子、興奮する子、
落ち着いて見守る子などいて、個性もあります。
国内での繁殖飼育殺害はじわっと縮小しているようにも見えますが、
いつかなくなるだろう・・・といって黙っているという選択肢はありえません。
今も毛皮のために殺される動物が居るのですから、一日も早く、なくさなくてはならないのです。
沈黙は、受け入れているとイコールです。
この子達はもう殺されたかもしれません。
そして誰かのバッグや、コートや、キーホルダーに使われているのです。
そして、来年また、同じように繁殖させられ、殺されます。
日本の飼育はすでに少なくなっています。
小規模に続けられている可能性はありますが、
禁止は実現は可能です。
代表のお話ここまで
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掃除をされておらず、よごれたまま
この子の毛皮は、コートでも、チャームでも、
アクセサリーでもありません。
この子自身のための、大事な皮膚です。
飾りやファッションのために、命を奪う必要がどこにあるでしょうか。
ちょちょいのちょいっ!で送信できます。
「盥(たらい)に一滴の水」って言葉、ご存知ですか?
イエローハット創始者 鍵山秀三郎さんのお言葉です。
「盥に水一滴を垂らしても見た目に何の変化もありません。
しかし、一滴の水は、確実に増えます。
たとえ増えたことを確認できなくても、私は努力することにしております。」
あなたが自分の愛犬の毛皮を着ないなら・・・
どうかどんな子の毛皮も、
身につけないでください
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