京都府へ「炭酸ガス処分機について」意見を!
ねこまるさんのところでご紹介されていました。
殺処分法の調整難航 府・京都市共同「動物センター」
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20121023000137
京都府と京都市が2014年度に共同設置する「京都動物愛護センター(仮称)」での犬やネコの殺処分をめぐり、別々の方法で処分している府と市との調整が難航している。
■炭酸ガスか注射か
府は大半を炭酸ガス、市は麻酔薬注射で処分しているが、「炭酸ガスは密室処分でイメージが悪い」とする市に対し、府は「獣医師に精神的な負担をかける」と折り合いがつかない。
府動物愛護管理センター(西京区)が設立された1988年度から、府は国の指針に基づき苦痛を与えない安楽死方法として密閉空間で炭酸ガスを使っている。一度に数匹を処分し、昨年度は犬171匹、ネコ約1697匹を処分した。
一方、市も炭酸ガスを使っていたが、2007年度から麻酔注射を始め、10年度からは注射のみで処分している。市家庭動物相談所(南区)で昨年度は犬27匹とネコ1607匹を処分した。
府市が今春から調整協議を続ける中、市は現状通り注射による処分を主張。動物愛護団体などの意見も踏まえ、市保健医療課は「ガス処分は密室でボタン一つで処分し、動物が苦しむ悪いイメージがある」と指摘する。
一方、府生活衛生課は「ガスは動物に苦もんの表情が出るとの批判があるのは承知している。しかし、注射はすぐに効果が表れるものの獣医に精神的な負担をかける。利点と欠点を示し、最良の方法を考えたい」と結論は出ていない。
新センターは市家庭動物相談所隣の上鳥羽公園西側に建設し、保護した犬猫の譲渡先を探すまでの一時的な保管所や飼い犬を自由に遊ばせる空間、犬のしつけ教室を行う広場などを設ける。
持ち込まれる犬やネコは年々減っているが、府市の担当者は「病気になって放棄したり、引っ越し先で飼えなくなるケースが多い。不妊手術をしたり、新たな飼い主を自分で探すなど責任感を持ってほしい」と訴えている。
【 2012年10月23日 20時30分 】
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(DOG LUCK(ドッグラック)より】
↓ ↓ ↓
殺処分機設置反対のご協力よろしくお願いいたします。
愛する我が子が炭酸ガスで殺処分されたらどうしますか?考えただけでも気絶しそうになりませんか?
みんなみんな我が子と同じように愛おしい命です!
世の中から炭酸ガス処分機が無くなりますように、小さな小さな命を守るために、皆様にご協力のお願いです。
(略)
従来より、京都府動物愛護管理センターは炭酸ガス処分機による殺処分、京都市家庭動物相談所では麻酔薬の注射での安楽死を実施しています。京都市は動物福祉の観点からも職員のいのちをつなぐ気持ちの醸成という点からも、職員の獣医師の精神的な負担も乗り越え、一匹、一匹、注射で行っています。
このままでは全国一の京都動物愛護センターに処分機が置かれるという危惧を非常に抱いております。
京都府には多くの方から意見をもらうための[さわやか提案制度]というものがあります。京都府の主張を変えるためには、できるかぎり多くの方の京都府への意見が必要です。
ドッグラックのホームページにも詳細あります(http://dogluck.jp/)。
ご意見をぜひ、お寄せください。ご協力をよろしくお願いいたします。
●「さわやか提案制度」
https://www2.pref.kyoto.lg.jp/teian/form.html
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ヘルプアニマルズ
http://www.all-creatures.org/ha/index.html
次から次へと持ち込まれる子を前に、
せめて注射で安楽死をするという、
現段階ではすすんでるし、全国でも誇れるモデルケース(殺処分前提ですが・・・)なのに、
「(安楽死の注射は)獣医の負担があるから」って、なんだろう。
窒息死の炭酸ガスの方が、ボタン一つだから負担がないと思ってるんだろうか。
職員さんを、想像力がないバカだと思ってるのかしら。
予算がないからって言われる方が理解できる。納得じゃなくてよ、理解はできる。
そもそも、どんな方法でも殺すこと前提自体がおかしくて、負担があるはずで、
でもそれが現状なわけだから、炭酸ガスで殺すことよりせめて安楽死っていうのは、
一つステップを上がっているわけでしょう。
新しい箱を作るのに、そのレベルを引き下げてどうするの。
だって実際にやってるじゃん、市。
そしてその市が、「注射で」って言ってるのに、「負担がある」って。
もっともらしいけど、薬代がもったいないというのが本音ではないのだろうか。
たとえ負担があるとしても、
「自分たちがしてるのは、現段階では先進的だが、
みだりに苦しませてはならないという愛護法の精神から言えば、しごく当たり前のはずであり、
本来の問題は、処分しなければならない動物が後を絶たないことであって、
でもその状況改善のためにはまだまだ飼い主の意識の向上などが必要だし、
現在できる対応として、麻酔薬の使用は、炭酸ガスでの殺処分より人道的な選択であり、
この負担はそのためのステップである」
と、自分たちの目的と意識を自覚してしっかり共有することで乗り越えていくことなんじゃないの。
だって炭酸ガス処分してる状態から、いきなり誰にも負担なく、殺処分なし、すべて譲渡。ってできないでしょう。
負担なんて、動物が持ち込まれる以上、絶対あるはずでしょ。
考えれば考えるほど、府が言ってることは、私が理解してるとおりなのか自信がなくなる。
だって、何を言ってるのかちょっとわからないのよ。
京都市家庭動物相談所のサイトをのぞいてみました。
「犬猫の引き取りに当たり」のページより
職員よりメッセージ
飼い主に飼育放棄された犬・猫たちは,理由もわからず飼い主さんと離れ,家庭動物相談所という知らない場所で,収容されることになります。
それでも職員は,できる限り快適に過ごしてほしいと願って世話をしますが,知らない人や他の犬・猫におびえ,怖がったり威嚇したり,ときには噛みつこうとしたりする子もいます。
残念なことですが,殺処分となる場合,職員獣医師が行います。考えると本当につらくなるのですが,その子の今までの歴史を思わずにはいられません。どうして飼い主は最後まで飼うことができなかったのか・・・。
本当に他に手段もなく泣く泣く引取り依頼をされる場合もあるとは思いますが,私たちは,殺処分がゼロになることを願ってやみません。そのためには,犬・猫の飼い主さんたちの適正飼養,しつけなどの努力にかかっています。
どうか引取り依頼を考えている飼い主さん,もう一度,飼養継続,他に譲渡のためにできることはないか考えてください。
勝手な都合で殺されるいきものに、恐ろしい苦痛を与えるとわかってて、
新しくできる施設が、炭酸ガス機を使うかもなんて、とても賛成できない。
どうか京都府に、意見を送ってください。
この件、注目されてるって知れば、動向が変わると思います。
ぜひ送ってください。
●「さわやか提案制度」
https://www2.pref.kyoto.lg.jp/teian/form.html
麻酔薬で殺処分してる京都市家庭動物相談所
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/soshiki/8-5-10-0-0.html
PR