テレビで、コミュニケーターのハイジさんがイルカとおしゃべりなすったのよね。
私のハイジが来日してたのね~(ハイジさん好き)
ショウを一生懸命するイルカたち。
動物は、その場で生きる、という力にすごく長けています。
だからショウを一生懸命するっていうのも、理解できる。
しかし、小さいプールですね・・・。
自然な状態であればイルカは、3分ほども息を止めて、20mも深く潜って泳ぐ。
時速50kmのスピードで、一日に100キロ近く泳ぐイルカもいるそうです。
どんな疾走感を感じているのかしら。
イルカとして生きるって、どんな感じかしら。
イルカ猟のドキュメンタリー、ザ・コーヴで一躍有名になった和歌山県太地町で捕獲されたイルカも、
食用にされるほか、水族館に売られています。
イルカは家族といるのがすごく大事な生きものだけど、
家族と引き離されてせまいプールに入れられて、超音波でお話もできなくなってしまう。
ちなみにイルカは、自然界では36年くらいの寿命ですが、
水族館では7年ほどで死んでしまいます。
1960年代、アメリカのフリッパーというドラマのために、
フリッパー役のイルカ数頭を調教していたリック・オバリー氏という方がいます。
キャシーというイルカがストレスにより自身の腕の中で呼吸を止めて死んでいったことをきっかけに、
イルカを捕まえて見世物にするのは間違った愛情であると、イルカ解放運動に身を投じたそうです。
オバリー氏はキャシーの死に関して、「(イルカのキャシーは)自殺だった」と言っています。
オバリー氏の腕の中で、自ら呼吸を止めたと。
オバリー氏に何かを促すために、人に気づきを与えるために、
動物はそうすることもあるだろうと私は思います。
動物って、人間が思ってるよりずっとずっとすごいんですよね。
今日のハイジ見た?イルカがあいさつしに来てたの。
昔のハイジでは、象がお話してるうちに泣いてたよ。
動物用の心、じゃなくて、わたし達とおんなじく、きめ細かな心があるのね。
心があるの、ほんとにほんとなのよ。
でも自殺って、情緒的すぎる。という理由で批判されちゃう面があるのもわかります。
でもでも、批判されてもかまわないんじゃないかしらね。
大事なほんとのことは、オバリーさんとキャシーが知ってる。
なぜイルカがそういう状況におかれているかと言えば、
私たちがチケットを買って、イルカのショウを楽しむからなのです。
人間がイルカのショウを楽しむためなら、
イルカを狭いプールで飼育することは正しいことだと思っているからなのです。
水族館は楽しそうです。
教育にもよいとされています。
だからこそ、私たちは、それがどこからきているかを、
それがどういう生き物にどういう影響を及ぼしているのを、
きちんと知った上で選択する必要があります。
そうして知ってみれば、決して楽しいことではないし、
楽しいのならば、得るものがあるのならば、残酷でもいいのだという、
間違った教育をしていることに気づきます。
自由に海と行き来できて、ショウをするのが好きで、
そのために昼間プールに通って来るイルカのショウなら、機会があれば行くか、なあ。
いやー行かないかなあ。出不精だしなあ。
それより、海原を自由に、自由に!泳ぐイルカが見たい。
胸に風が吹く。すーっと吹き抜ける感じする。
牛も豚も犬も猫も好きですが、イルカも好きです。
高校生の時、部屋の壁イルカのポストカードだらけだったなあ。
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