デモ中、道行く毛皮の人に対して、憎々しげな態度を向けるデモメンバーもいる。
もちろんそうじゃない人もいる。
睨みつける気持ち、すごいわかる。
あなたの買ったその毛皮が、どこから来たのか知ってますか。
どうやって毛皮になったか知ってますか。
何が行われたのか、知っていますか。
わたし達は、知っています。
知っているんです、どんなに残酷なことかを。
だから、なんでそんなものを、いいと思って着ているのか、
理解できないし(忘れてしまうし)、
悲しみのあまり、攻撃的になる気持ちも、すごくわかる。
「動物愛護キャンペーンがうっとおしいだって? 馬鹿じゃないか?屠殺場の大量殺戮よりひどいものはないだろ」リチャード・ギアそうそう、リチャードの言うとおり。
これが事実と思うんですよ。
そんで同時に、道行く毛皮さんを、ギッ!とにらむ気持ちもわかるの。
でも。と思う。
どうぶつへの暴力に心痛むわたし達は、
暴力や攻撃が、どんなに悲しいものか、
よく知っているともいえる。
それを終わらせたいと、願ってる。
睨みつけたいあなたの気持ちが、すごくわかる。
でも、罪なき者だけが、石持って打て。とそう言われたら、
たぶん私もあなたも、石をポロンと落とすことでしょう。
たぶん、毛皮デモに遭遇した毛皮着てる人、
それだけでもすごく気まずい思いしてる。
ツンッ、くだらない!みたいな態度の人いるけど、
あれは自分が毛皮を着てるからこその、防衛本能だと思う。
そこで、睨まれたり、恥をかかされたりしたら、
心の扉が閉じると思うよ。
毛皮の残酷さに目を向けるより、
毛皮をいかに肯定するかに、心を砕くと思う。
よぅし、チーモ今までなんか、そういう現場目にすると、
なんとなくうつむいちゃってたけど、
今度のデモは、毛皮着てる人見たら、にっこりしてみるわ。
できるかな、どうかな。
とにかくやってみるわ。
去年、デモの集合場所のとなりのアースガーデンに出店してた、
きれいなガラス細工のお店、今年も出るそうなので、超楽しみだす。
店名だけ覚えてて、ネットで調べたら、通販してなくて!
ああんギリギリギリ(歯ぎしり)、もう会えないのかしら!?と思ってた。
チラッと見ただけなんだけど、すごく惹かれたんですよね。
ネックレス欲しいのあるといいなあ、あったらお守りにしようっと。
デモの集合場所で、ガラスのネックレスを手にぶら下げて、
「アニマルエナジーよ、わがはいのネックレスに集まるのだ!」とか言ってる妙齢の女の人がいたら、それ私です。
たぶん、ネックレスをお守りにするための儀式中だと思いますので、
そっと見守ってあげてください。
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